ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ
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アクセス解析を見ると、「ウォーキングベース」を含む検索ワードで記事をご覧頂いている方が少なくありません。
エレキベースを演奏していて、曲の中でジャズ的なアプローチをしてみたい、
という方も関心を持ってご覧頂いているようです。
ウォーキングベースについては、過去の記事でも何度か取り上げてはおります。
「ウォーキングベースは意外にゴツゴツしている」
「カッコいいウォーキングベースを弾きたい方へ(その1)」
「カッコいいウォーキングベースを弾きたい方へ(その2)」
「ジャズベース教則本の使い方」
全文をじっくりと読めば意図は伝わるのでしょうが、
ずばりこれ、という書き方になっていないので、
記事をご覧頂いた方にどれだけ参考になるか、という点で心許ない感はあります。
その反省の下、簡潔に申し上げます。
ウォーキングベースを学ぶ方法で、最も効果的であるのは
汎用的なベースラインを弾いて、感じて、覚えること、
と私は思っております。
独習ということを考えますと、
一流の日本人ジャズベーシストの執筆した教則本
(曲のベースラインが例示してあるタイプのもの)
を使って、組み替えたり、移調したりして練習する、
という方法です。
概略は「ジャズベース教則本の使い方」
の<実践的なベースラインが書いてあるもの>で触れておりますが、補足します。
例えば「枯葉」で「Cm7-F7-B♭」の進行が1コーラス中に3回出て来ます。
それらの順番を組み替えて、
前後関係で滑らかにつながらない場合は少しアレンジを加えて弾いてみましょう。
組み替えたり、アレンジしたり、という作業をすることによって、
ただ順番になぞっていくのとは違い、
ベースラインのエッセンスを習得することが出来ます。
これが最も効果的だとは思いますが、それでも独習は難しいかもしれません。
しかし理論的に組み上げることのみの練習方法では、恐らくウォーキングベースの学習はほぼ不可能であると思います。
先ほど「弾いて、感じて、覚えること」と申しましたように、
弾いて覚える、の間に「感じる」が入っているところが重要です。
ただの暗記科目のように取り組むと非常に難しく感じられるかもしれませんが、
感じる、という作業を入れることで、
言い換えると、躍動感を感じながら練習すると、
学習の困難さがやや緩和されます。
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