同じルート音の違うコードが続く場合のコンピング(例:Csus4→CΔ→Cm) | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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3月10日「同じルート音の違うコードが続く場合のコンピング(例:C→Cm)」
http://ameblo.jp/ikedasatoshi-b/entry-11188144581.html
の続編と申しますか、補足と申しますか、ほとんど同じ内容です。

重要な点だと思うので、少し視点を変えて説明致します。

「Csus4→CΔ→Cm」というコード進行の場合、
内声がF→E→E♭と変化しています。
この内声の変化を意識することが重要です。

上記3月10日 の記事で申しましたように、ベース単体ではなかなか表現しづらいコード進行なので、サウンドの変化をピアノで表すことが大切です。

ひととおりコードの掴み方を学習済みであれば、それぞれのコードを弾くこと自体は難しくないことです。
しかし、各々のコードをただ義務的に弾くのでは、コードの横の流れが滑らかに聴こえないことがあります。

押さえている手の形ではなく、各々の指が奏でている音を一つ一つ意識するように心がけるだけで、同じボイシングでも響きの豊かさが変わってくると思います。

上記の例に限らず、
コードシンボルに従って義務的に弾くのではなく、
響きを楽しみ、演奏に彩りを添えるイメージで臨んでほしいと思います。

テンションの選択についても、ただの手癖ではない演奏に変わってくるでしょう。

今、自分がコンピングする際のボイシングを改めて意識することから始めてはいかがでしょうか?

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