アイスクリームには賞味期限がない。

                   ダウン

賞味期限の省略が認められているそうで。

ふむ。

 

 \発達凸凹キッズでも夢をかなえる!/

発達子育てナビゲーター

&みらいサポート塾代表

の池田かおりです🌱

 

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前回のお話はこちら。

 

 

帰国日は伝えてありましたが、

夫は成田に現れませんでした。

 

きっと(旅行から帰ってくる)

くらいの感覚でいたんだと思います。

 

常識を求めても仕方ないので

驚いたわ!!とだけ思いました。

 

空港では山ほどの荷物を宅配に頼み、

とりあえず夫の顔を見て、

翌日には新幹線に息子と乗り込んでいました。

 

夫のお給料で不自由なく暮らすか、

私が働いて稼ぐか。

 

迷わず後者を選びました。

 

その為には

東京より田舎の方が都合がよかったんですよね。

 

中学の制服を着た息子に感動したのも早々

私の就職も決まり、

また新しい日々が始まりました。

 

凸凹息子はと言えば

まだ中学でKYが目立つ時もあり・・・

先生からお呼ばれされたこともありましたが

「外国帰りだから?(汗)」で通しました。

 

ただそれは、あくまで息子に

安易な障害のレッテルを貼らないため。

※ちなみに小1の時は公表していましたし

支援が必要か不必要かで判断しました。

 

家では日本での振る舞い方や学校のことなどを

根気よく教えていきました。

 

ASDの彼らは基本的に

他人の行動を見て学ぶということがありません。

 

目の前に🔨のプロがいても

とにかく自分のやり方で🔨をふるい続けて

釘をダメにするのが彼らです。

 

「どうすればいいか自分で考えて」

と言われればフリーズします💧

 

そんな時は考えさせるのは先送り…

 

 

表現は悪いかも知れませんが、

まさにAIにデータを入れるように

理由とともに情報をインプットしていきましたし

 

それが”蓄積”されて初めて

自分で判断し

適した行動が取れるようになっていきました。

 

一方で勘違いしてはいけないのは

感情までもがないわけではないということ。

 

彼らの心の湖の底には

静かだけれどとてもピュアな気持ちが存在しています。

 

だから物事を教える時も

教育マシーンにならないようにだけは

気をつけていた気がします。

 

それはさておき。

 

中学卒業も間近になったある日

タンスの奥からぐちゃぐちゃになったテストの束が

見つかりました。

 

バツブルーだらけです。

そりゃ、そうでしょう

日本で勉強してきてないんだから。

 

でも本人としては

恥ずかしかったし悔しかったんでしょうね。

 

私はこっそりテストを捨てておきました。

 

息子に「あれもこれも」はムリだから。

 

かといって普段のおかしな言動に目をつぶり

成績だけを気にしていたら

今の息子はいなかったんじゃないかなと思います。

 

結婚ではないですが

「両目を開いてみる。そして片目をつぶる。」

 

昔の人は本当にいいことを言ったなぁと思うのです照れ

 

 

 

 

鮭は白身魚である。ガーン

            ダウン

サバやサンマは赤身魚!!

なんで?なんで??

 

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さて、いよいよ帰国の時です。

息子と8年住んだ国を離れる時がきました。

 

一般的にインターの学年終わりは6月で

卒業式と各学年の成績表彰イベントがあります。

 

鳴かず飛ばずの成績だった息子も

最後の3年は舞台に立つことができました。

 

科目別に学年1番になると表彰されるのですが

 

最後は中国語と(これは漢字ができるから)

数学でした。

 

 

数学で息子の名前が呼ばれた時には

観客席の日本人エリアから「おーっ!」

大きな歓声があがりました。

 

ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが

最後に少しでも喜んでいただけて

同じ日本人として嬉しかったことを覚えていますニコニコ

 

*****

 

その後、

経営していたアパートを清算するのに

しばらく時間がかかってしまいましたが

住むところは現地のアパート友達が都合してくれました。

 

また、ひょんなことから拾ってしまった猫二匹は

検疫の準備が整うまであと半年ほど

現地でホームステイすることになりました猫猫

 

猫は鼠取りの道具くらいの扱いでしかなく

名前も与えられない文化の国で

”お猫さま”としてネコ部屋を用意されていたのには

苦笑いましたが…笑い

 

万一脱走でもしたら

捕まって食べられてしまってもおかしくないので

仕方のないことだったかも知れません。

 

そして帰国の時。

 

 

飛行機に乗せる荷物を減らすため

「パンツは3枚まで!」

と言い渡された中3息子は

 

幼稚園時代に使っていた

ポケモンのお弁当包み

5枚もしれっ~と持ち帰ってきたのでした笑い泣き

 

 

 

 

どんなに頑張っても肘をアゴに付けることはできない。

                      ダウン

やってみた貴方はたぶん私とお友達ハート

 

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さて、

友人と飛行機に飛び乗った私でしたが

 

鹿児島に着いて最初に感じたのは

「なんて温かい人が多いんだろう」という点で

即座にその県民性のファンになっていました。

 

しばらく日本を離れていましたし

実は日本全体がそうだったのかも知れませんが

 

それから3年

鹿児島に通って印象が変わることはなかったので

人の心もあったかいところは確かだと思いますドキドキ

 

まずは友人と甑島(こしきじま)に渡り、

空気の抜けた原チャリでコケて傷だらけになりました。

 

その後は友人と別れて九州観光。

 

偶然の出会いは二度、

熊本の阿蘇山で訪れました。

 

 

地震から間もなくでバス便の減ってしまった山頂。

仕方なくスーツケースを転がしながら歩いていると

老年のご夫婦が拾ってくださいました車

 

熊本市内までご一緒させていただいて

鹿児島行きの長距離バスに乗りましたバス

 

お隣の席には女性。

たわいもない話に花を咲かせた後、ふと思い出して

「どこかいい高校を知りませんか?」と尋ねました。

 

すると「そうだ、この前テレビで見ましたよ!」と。

 

「名前が思い出せないけど、主人に聞いてあげる」と

休憩時間に電話をしに行ってくれました。

 

ご主人から聞いた内容は

・最近開校したばかりの公立中高一貫校である

・前知事があのラ・サールを目指すと始めた

・内之浦の近くなのでJAXAの特別授業がある

・公立だが県外からも生徒を募集している

というものでした。

 

何より「全寮制で全室個室」とのこと。

 

これなら凸凹息子でも

何かあっても自室に逃げ込めるし

嬉しいことに公立なので費用も格安です。

 

まったく情報というのは

どこで手に入るかわからないものです!

 

 

JAXAと言えば息子の目がキラーン飛び出すハート

とするのは容易に想像がつきました(笑)

 

宇宙好きの男子で

事情があって寮を探している人には

とにかくオススメできる学校です🏫

 

入学は中学からが大半ですが、

高校からでも外進クラスがあるので安心ですし。

 

というわけで

大きなお土産を得て帰路につきました飛行機