こんにちは、遊びに来てくださってありがとうございます。
池田デザイン室の池田 真理です。

新築からリノベーション、インテリアまで こだわりの住まいを実現したい方のお手伝いをしております。

 

毎日寒いですね、

今日は何を書こうかなーと考えた時に、最近いくつかの案件で共通する話を思い出しました。

 

戸建リノベーションのH様邸では

「今のキッチンが狭いし、流しとコンロの間のスペースが狭くて、料理する気になれないんです・・・。」

 

現在のキッチンを拝見すると、本当に作業スペースがない・・。

流しとコンロの間は30㎝に満たないスペースでした。

 

 

マンションリノベーションのO様邸では

「キッチンとダイニングの動線が悪くて、それを解決したいんです・・・。」

 

O様邸はダイニング側に設けられたカウンターが狭い。

ほとんど何も置けない状態です。

とすると、配膳するとき、また食後の片付け時に、キッチンから直接テーブルに行かなければならないのです。

 

 

 

◆キッチンの作業スペース

そんな話が立て続けにあって、

考えてみると、キッチン周りの作業スペースをつくった事例がかなりありました。

もともと作業スペースや配膳スペースが考えられていないキッチンて案外普通にあります。

 

そのキッチンを使いながら、

なんで使い勝手が悪いんだろう・・・と理由が分からないという方も割と多いんです。

インテリアの出張相談でも、そんなキッチンを見ると、

「キッチン、使いにくくないですか?」

と聞くことは、しょっちゅうです。

 

流しとコンロの間も広い方がよいのですが、

もし、スペースを取れなければ、前にカウンターがあるなど、

「どこかに置けること」

って作業効率が全然違うんですよね。

 

たとえ30センチの幅でも、ないよりはある方がよいというくらいのレベルでもあるとないのは全く違います!

 

 

◆キッチンの作業スペースを確保する事例①

 京都市H様邸の場合

マンションのキッチン。

ダイニング側は壁が立ち上がっているのみ。

小さなコップなら置けそうですが、ちょっと不安なくらいの12㎝程度。

これでは、配膳の時に、ちょい置きするのもちょっと怖いですね。

 

ここにカウンターを設けました。

ダイニングも奥行きが広くないので、カウンターの出幅もそれほど余裕はなく、25㎝なのですが、

このちょっとの差で全然使い勝手が違いますよ。

 

 

◆キッチンの作業スペースを確保する事例①

 京都市T様邸の場合

こちらもマンションのT様邸。

シンクとコンロの間はそこまで狭くないものの、作業スペースにしたいカウンターにもモノが置いてあり、

うまく使えていない状況でした。

 

造作家具にて、収納量を確保。カウンターも広くして、作業スペースを確保しました。

 

 

◆キッチンの作業スペースは動線にも影響!!

キッチンの配膳の為のスペースがないと、テーブルに食事を運ぶ途中でちょっと置くこともできないですよね。

キッチンとダイニングテーブルが近いという場合以外は、そこにストレスがあります。

 

作った人も家族に運んでほしいけど、手渡ししかない。

手渡しだと待っていないとならない。

 

ちょっとしたスペースでもあれば、解決するんですよね。

キッチンの計画をするときは、そういうことも考えてみてくださいね。

 

作業スペースは広い方が絶対暮らしやすいですよ。

 

 

 

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今回もお読みいただきありがとうございました。

 

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