ご訪問、ありがとうございます。
京都の小さな設計事務所、池田デザイン室の池田 真理です。
新築からリノベーション、インテリアまで こだわりの住まいを実現したい方のお手伝いをしております。
今回も
『悠々自然のいえ』の連載の続きです。
今回は、『キッチンのデザインとガゲナウの食洗器』について です。
◆キッチンのスタイルは
キッチンはコの字+アイランドカウンターになっています。
ダイニング側に設けたカウンターは少し高めにして、収納量を確保しています。
収納の形状は引き出しがメイン。
レールはブルム社のブルーモーションを採用しています。
引き出しを閉める際にぱっと手を離すと、ゆっくり閉まっていく機構のあるレールです。
反対側。
窓側にシンク、壁側にコンロになっています。
シンクの下は、オープンにしてゴミ箱スペースにしています。
アイランド部分の家具には、オーブンレンジを配置しています。
シンクの前には出窓があり、外の景色を見ながら、洗い物をすることができます。
外観はこんな感じになっています。
お子さんが帰ってきたときもよく見えていいですよ。
◆ガゲナウの食洗器は大容量!
シンク横には、大容量のガゲナウの食洗器を採用しました。
元の住まいでは、ご家族が多いのにも関わらず、手洗いをされていたので、
家事を減らすこともできるので、
「食洗器はぜひ入れてください!」と強くおすすめさせていただきました。
芦屋のショールームまで出向き、施工方法や使い方をレクチャーしていただいて勉強しました。
造作キッチンで最も難しいところは、食洗器廻りの配管かなと思っています。
海外製の食洗器は水道屋さんも初めて取り付けるということもあるので、結構大変なんです。
◆造作家具でキッチン、仕様は?
カウンタートップは人工大理石。
シンクも人工大理石にすれば一体加工できるので、継ぎ目がなくお掃除も楽々です。
面材は南洋桜。赤みのある木の色です。
造作家具でつくると、面材も、ハンドルも引き出しのサイズも自由自在です♪
窓面には、アクセントにラフな形状のタイル貼。
白いタイルなんですが、ちょっと色の違う白も混ざっていて、絶妙にかわいい感じのタイルです。
◆現場はこんな感じでした
現場はこんな感じでしたよ。
タイルは一番初めに貼りました。
造作家具の据え付け工事の日。
仕上がりの写真を見ると、当たり前のようですが、こうして、ひとつひとつの工程が職人さんたちの手で作られています。
だからこそ、出来上がった時の感動はひとしおです。
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