この度の議題は、
1)こども家庭センターの設置について
2)条例の一部改正及び留守家庭児童会の取り組みについて
3)古江保育所/やまばと学園の移転整備について
4)池田市こども計画素案について
5)その他
でした。
1)~3)までは報告事項で、4)は今後のこどもに関する行政計画となり、私にはとても興味深いものでした。
ただ、傍聴者は発言することができないのはやむを得ないのですが、資料の持ち帰りも禁止されているので、メモに取った内容での報告になります。
1)こども家庭センター設置について
国におけるこども家庭庁の設置に伴い、全国の自治体の努力義務として設置が求められ、本市は呼応して令和6年4月から運営が開始されました。従来からの母子保健と児童福祉の観点から各種様々な関係機関と連携を取り合い、「子ども」の支援をおこなっていくものです。
従来からあった児童福祉法に伴う「児童相談所」は大阪府の機関事務としてあり、その呼称として「子ども家庭センター」としていたので、その「子ども」「こども」の表記により混乱することもあるとの報告がありました。対象年齢は18歳までの児童・子どもで妊娠期からの相談に対応していくものです。
家庭支援事業などの世帯支援も行なっています。
2)条例の一部改正及び留守家庭児童会の取り組みについて
・「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」が76年ぶりに一部改正したことにより、子どもに対する保育士の配置基準がより手厚くなったものです。市民からは歓迎の声がある一方、保育の現場からは保育士の確保が困難になってしまっている現状の報告もありました。
・留守家庭児童会は、池田市では小学1年生~3年生までの受け入れでした。
平成24年の法改正により本来は10歳までの児童を対象としています。指導員や教室等の課題があり、整備する見込みが立ったことで、この令和7年4月から4年生までの児童まで拡大となるものです。
私もある小学校に通わせる保護者から要望を受けていたのですが、環境が整っていた1小学校だけで実施することは平等性の観点からなかなか大きな声は出せなかったのですが、この度の整備に関しては歓迎し、さらなる施設や備品等の環境整備に努めていきたとい思います。
令和6年の夏休みからは保護者からの要望が多かった長期休業期間中の配食弁当を1食300円で提供できるようになり、好評であったようです。さらに、アンケート調査を行い、冬休みからはさらなる変化をもたらすようになりました。
3)古江保育所/やまばと学園の移転整備について
設置から50年を経過し、老朽化している両施設を複合化し古江町で整備する報告でした。
現在は土地の確保のための交渉を進めているところです。
計画によると新たに医療型の発達支援センターの機能を取り入れ、重度心身障がい児の受け入れも可能にしていきたいとのこと。通うためにバスの台数・ルート・本数等の運行も今後配慮しながら検討していくことになりそうです。
これらの複合施設が完成されることは府下では初めての試みになります。
本市では医療系の療育施設がなく、要望をお聞きすることが多かったです。
この度の施設整備において、保育と療育のすみ分けを今後どのように行われていくのか、注視していきます。
4)池田市こども計画素案について
百数十ページに及ぶ計画書を作成しようとしています。
現状のサービス提供量から、ニーズ調査や今後の人口減少による影響を考え、サービス提供量を勘案しています。
こども計画と言いながら、39歳くらいまでの青年期の方々の支援ができるような方向性になりそうです。
第1号認定の園が供給過多になる予測になっています。
第2号や新2号への供給も数年後には落ち着いてくると予測されています。本市では「待機児童0」を目指してきています。
子どもの居場所つくりについての質疑も出ていましたが、予算が必要な居場所と市民の自発的な地域力による居場所もあることも認識しておいてもらいたいと思った次第です。
この池田市こども計画は、『「こども発」みんなでつくるいけだの未来』をテーマとして、和7年3月に発行見込みです。