標記審議会が開催されました。
私自身の家近辺にも空き家があり、また特定空き家や管理不全空き家が見受けられます。
審議会や委員会では、資料をもらうことができません!
よって、手持ちのメモで報告します。
1、空き家に関する1年間の相談はここ数年では平成30年が突出して多く、 その後は31件~62件と横ばいくらいです、
ただ、私も地域住民から「雑草・樹木の繁茂」に関する相談は、この審議会の担当課ではない部署に相談していたので、庁内全体としてはもっと相談があるのではないかと思われます。
令和7年2月末までの「特定空き家」は18件、空港1丁目や石橋2丁目の2件は今年度中に除却(解体)されました。
残り16件に対しては、指導・勧告などの手続きを行い、一定の調査が進んでいる様子です。
行政としては、除却に関する補助金やインスペクション、シルバー人材センターによる空き家調査などのメニューを準備しています。また「空き家バンク助成金」は利用実績により、廃止となっています。
さらに、空き家セミナーも年2回実施し、空き家の利活用を促す施策を展開していますが、なかなか空き家の利活用が進んでいない様子です。そもそも空き家所有者は近隣に住んでいなければ、どのような状態になっているのかわからず、家の手入れをしに定期的に本市に来ているわけではありません。
本市は不動産の価値が高く、売買になる対象物件が多いようですが、接道が十分になかったり、長屋などの不動産売買の流通に乗らない物件が手を付けられないとのことです。
今後は外観のチェックで、空き家物件を点数化し、A~Eの5段階で空き家の実態を把握していくとのことです。
2,第3期空き家対策計画の策定
第2期の空き家対策計画が令和7年度末で策定期間が終了するため、令和7年度中に第3期が策定されます。
その中身は、2000戸を対象としアンケート調査を実施、今後の利活用に向けた内容を目途とされています。
3、相続財産管理人制度の利用
空き家物件で所有者が分からないや外国籍の方所有物件で相続人調査が困難なものが5件ほど認知されているようです。
今後その空き家を放置しておくと小動物の出入りや悪臭・躯体部分の崩落など周囲の環境へ大きな影響を与えてしまいます。
そういった物件は、本市が利害関係人として家庭裁判所に申し立て、「相続財産管理人」に物件の処分を検討しています。
そのことに関しては、委員の方々が経験しており、なかなかハードな物件を担当をしていた方もおり、適切な意見・ご指摘・アドバイスがあり、本市としては手始めに比較的安易なケースを取り上げ、実績を積み上げようとしていく方針です。
(所感)
先日の代表質問で指摘しましたが、行政代執行や裁判手続きなどを行なっていると費用も時間もかかります。
公費を投入することで、周辺地価が上がることの公平感が疑問が残ります。
周辺住民の快適な生活を担保するには、空き家物件を所有している方が利活用を含めた物件の適切な管理が必要なものだと思います。確かに更地にするとその解体費用がかかり、翌年からは固定資産税は約6倍になると言われます。よって、利活用の方針が決まらなければそのまま「空き家」として放置してしまう心情も理解できます。
不動産所有者の死亡による相続人の放置や高齢者施設に入所したままの空き家など今後もこの「空き家」に関することには課題と問題が山積されているため、整理が必要であると思います。
特定空き家や管理不全空き家にならないように担当課は、空き家セミナーなどを実施して啓発活動を実施しています。
周辺市民の方から行政に連絡が来る前に不動産所有者らが対処できれば一番良いと思うのですが、今後も「空き家問題」の相談が増えそうな思いがあります。