忘れられない一日になりました。令和3年4月27日。

 

さあ臨時会当日!傍聴席は満席で、入られない方は他の部屋で音声のみで本日の状況を見届けようとされていました。マスコミも前日の記者会見に引き続きテレビカメラも何台も入り、関心の高さが窺えました。また朝からは市役所前で「議会がんばれ」の横断幕を掲げていただいている市民の姿もあります。

 

議会に対し何の報告もなく記者会見を行うなど問題であり、市長に対する緊急質問が必要だと動議を提出しました。

報告案件があり、さあ緊急質問。各会派6人の議員から一刻も早く辞めるようと厳しい質問が続きました。

市長は、高齢者の新型コロナワクチン接種の見通しがつく7月頃には辞めるつもりだが、今辞めて密になる選挙になれば高齢者に危険が及ぶとの理由で辞職時期を明言しません。

 

緊急質問では、

「コロナワクチンは3月議会で予算も通り粛々と職員によって進められている。国からの供給なので、市長は必要ない」

「緊急事態宣言下、先週の勤務時間中にランニングしているとの情報がある中、市役所に来ていない日もある。スケジュールは真っ白。コロナ対策もしていないのに市長がいたらワクチン接種が進むのか」

「市長がワクチンの準備をしているのか。」

「(市長選と市議選の)ダブル選挙をせず、自身のみ信を問え」

「今回の問題は市長に問題がある。市議に責任転嫁するな」

「高齢者を人質にとるようなことを辞職理由にしてくれるな」

「砂漠に水を撒くようなものと感染対策を放置してきた市長が、今更何を言うのか」

「明石市の市長の潔さを見習え」

など、即日辞職を求めました。

その都度市長からの不誠実な答弁には議員はもちろん、市民からも怒号が飛び交い、異様な雰囲気でした。質問者に対する拍手喝采もありました。

 

市長は記者会見通り、世間を騒がせ市政を一部停滞させたことは詫びましたが、市民や市職員に対する謝罪はありませんでした。自身の行動の反省もその態度もありません。議会での虚偽答弁など百条委員会に対するコメントも準備中であると終始しました。闇の権力闘争が根本にあると、百条委員会調査に全く関係のない答弁が繰り返されました。

あの議場の空気感は満場一致で即日辞職を望むものでした。

 

その後、突然公明党の議長から辞職願が出されたと話があり耳を疑いました。状況は一転しました。それまで厳しく市長を追及していた公明党が反旗を翻し、冨田市長に対する不信任決議に反対するというものです。何があったのか公明党が寝返ってしまいました。

結果は報道の通りで、15名の賛成では市長の辞職には至りませんでした。「否決」です。

5会派18人の一枚岩が崩れてしまいました。

不信任決議を自分の目で焼き付けようと傍聴に来ていた市民から悲痛な叫びが続きました。

私も落胆の気持ちです。

3月29日の本会議での「不信任決議」を提出した際、百条委員会調査報告書の重みと言っていた言葉、チーム議会と言っていた方々の言葉は二枚舌だったのか。あの午前中までの緊急質問も演技だったのか。

 

様々な場面で虚偽答弁する市長ですが、7月をめどに辞職をするという言葉は信じたいです。今度こそ人間としての本質を、男気を見せてもらいたいものです。また、これまで以上に早期辞職を求めて行動していきます。

 

 

 

【冨田市長不信任決議の賛否】

(賛成 15名)

青風会 5名、 自民同友会 4名、 新生クラブ  3名、日本共産党  3名

 

(反対 7名)

公明党 3名、大阪維新の会池田 3名、無所属(維新党籍) 1名