2日目の最終日は課題討議です。

 

 

〇統一地方選挙における無投票率が増えてきており、特に町村議会では顕著になっている。

関東学院大学の先生からの資料では、「必然的ななり手不足」となっている。その内容は、下記の館内で撮影した資料からも理解が可能かと思われます。

 

 

〇岡谷市議会からは令和5年の市議会議員選挙において、市として全国唯一の「定数割れ」という事態になったため、新議会体制で取り組んだ報告がありました。重点項目として4点、①議会情報のオープン化(情報共有)、②住民の議会への参加(住民参画)、③議会機能の強化(機能強化)、④議員の「なり手不足」対策を掲げておられます。

SNSを活用した広報活動・一般質問の傍聴キャンペーン・議場コンサート・アンケートやシンポジウム・対話集会など市民との接点を大切にし、議員の活動を理解してもらう活動を議会を挙げて行なっています。

市民との情報共有(共感)が必要で、政治家は専門家・専門職として学び活動していく、何よりも市民に理解してもらうための議員活動が必要とのことでした。

 

〇鹿児島県の議員からは、自身の女性議員を増加させる活動の報告がありました。

 

〇白山市議会からは、「MGK」(みんなでギカイを考えるキカイ)という市民との意見交換会についての報告がありました。

若い世代や女性の方々に政治や議会についてどのように思っているのか聞いてみたい!という想いのもと、白山市の未来について考えておられます。①議会の見える化、SNSを含めた情報発信、②市民との対話、広報活動の拡充、③魅力ある報酬、④立候補の足枷となり得る制限の緩和を「MGK」を通して認識されているようです。

結果的には「MGK」を開催後の選挙において、若い世代の立候補が増え、議会革新の手ごたえを感じておられます。

「議員が議員として議員の仕事をする」と提言されていたのが印象に残りました。

 

 

 

(研究フォーラムに参加しての所感)

本市の市議会議員選挙においては、定数を超える立候補者が出馬し、「なり手不足」の実感はなかった。

ただ、団体職員から転職し、本業として議員活動している身としては将来への不安などは立候補時からあり、若い世代には積極的に立候補は勧められないと実感している現在である。退職金や厚生年金制度もなく、福利厚生がないのが議員であり、自営業の方々と同じ国民健康保険や国民年金を支払っている。確かに議員活動をし続けるには団体職員時代に比べ物にならないくらいの費用がかかり、将来の生活の財源ないというのは実感している。議員報酬額の低い町村議会であれば尚更そのように思う。

また、「議員活動、仕事って何?」という質問を受けている。まだまだ市民の方々に議員としての顔(活動)が周知されていないことも実感していたときにこの度の研究フォーラムに参加することができた。

このような報告をしているつもりであっても改めて市民との対話や議員活動の周知をSNSなどの広報手段で周知をしなければならないと感じるものであった。

私なりに一生懸命議員活動をしているが、知人から「議員になりたい!」と相談されても生活保障がないのでお勧めはできない。

そのような議員という職業は、何らかの改革が必要かと思う。今回の「地方議会のなり手不足」は理解できるテーマであった。