10月13日.14日と長崎市で標記会議が行われました。
テーマは、
個性を活かして
「選ばれる」まちづくり
〜何度も訪れたい場所になるために〜
基調講演やパネルディスカッションがあり、大学教授や市長・実践者による事例報告もありました。
初日午前中は主催都市である長崎市にゆかりのあるジャパネットタカタの高田社長と田上長崎市長からお話がありました。
2人とも「長崎のために!」の思いが強く、民間と行政の立場から「価値」を高めてきた実践例を上げていました。
長崎スタジアムを作り、サッカーとバスケットボールのチームを運営するジャパネットタカタ。
車社会であるために、試合のある日はもちろん試合のない日もスタジアムに長時間滞在してもらうための「しかけ」を盛り込んでいます。一例をあげると、駐車料金は長く停めれば停めるほど高くなっていきます。しかし、スタジアム内のブースを居心地をよくすることで、長時間留まってもらい、長くスタジアムにいる方が駐車料金が安くなります。そうすることで試合直後の渋滞を避けることにつながります。
また会社の運営も工夫を凝らし、残業を減らすことで仕事のパフォーマンスを上げることを「社員が意味を考える」ことを徹底しています。働き方改革を様々な業種で取り組んでいますが、「仕事の成果を上げるための効率化」をはかることで、無駄を排除されているとのことで、離職率が下がり、就職希望企業の人気会社となっているとのことでした。
長崎市長は、すり鉢状の地形を活かしたまちづくりの展開をしています。坂の町のイメージがあり、確かに朝と夕方の通勤・通学の方々の自転車が少なく、車とバス・電車で通っている方々を多くいる印象でした。
長崎市は、元々夜景や平和などの歴史・文化から観光都市として有名な所です。
さらにまちの「価値」を見直すことで、軍艦島の世界遺産登録や恐竜博物館を新たな「価値」を見出すことになりました。
この「価値」を見い出すために、まちをぶらぶら歩く「長崎さるく」というイベントを行い、市民がまちの「価値」に気付き、愛着を感じ、シビックプライドの醸成につながりました。おかげで子どももまちの案内ができるとのことです。(後述)
また、景観専門監という聞きなれない職員を招聘することで、夜景の価値を更に高め、観光都市に相応しい長崎駅周辺の再整備事業や出島の掛橋などの大型事業や公園や道路・建物の整備・改修を進めことで、まちの魅力的向上につながっています。(午後から専門監の報告)