2日目の宗像市は「宗像市における持続可能なまちづくり」がテーマです。

 

北九州市と福岡市の2大都市の中間地点に位置し、ベッドタウンとして栄えてきました。

昭和40年代に建設された大規模住宅団地開発により人口が急増し、現在は居住人口の減少・高齢化・住宅の老朽化とともに空き家の増加の波が来ています。

 

現在の人口(97,000人)を維持する目標を掲げ、「住んでみたい」と思ってもらえる「まちづくり」を推進しています。

いずれ若い方に帰って来てほしいと「ひのさと48」を拠点に新たなコミュニティを創出する住宅団地の再生に取り組んでいます。

公園を中心にしたまちづくりや住宅同士の「壁」を取り除いた戸建て住宅の建設があります。

また、路線バスが廃線された地域においては「サービスが人の近くに移動する社会」の実証実験が行われ、キッチンカーをはじめとした移動可能な車両を配置したり、地元食品スーパーとドローンを用いた配送の実施が行なわれています。

 

バスやタクシーの運転手不足があり、あらたに地域公共交通の導入を見据え、ライドシェア・オンデマンドバスを導入し、点在する住宅団地を結び市民の足の確保を進めています。

その考え方の背景に、

 幹・・・「鉄道・広域路線バス」

 枝・・・「路線バス・BRT」

 葉・・・「公共ライドシェア・オンデマンドバス・コミュニティバス・タクシー」

として捉え、新たな交通手段を導入・検討しながら再編を行なっています。

 

「のるーと」というオンデマンドバスの導入に至っては、AIを活用しどこでも自由に運行をし、専用の乗降ポイントを回るなど、目的地により早く着くようなシステムを導入していて、利用者からの評価も高くなっている。利用者も年々増加しており、通勤・通学の時間だけでなく、全時間帯で様々な世代の利便性向上に寄与している。

 

様々な地域公共交通には「一長一短」があり、人口減少にならないように市民サービス向上とともに行政負担を少なくするためにAIなどを活用したシステム構築が課題となっているとのことでした。