日本の教員は世界の中でも最も多忙であることが経済協力開発機構(OECD)の調査で明らかになりました。1週間あたりの日本の授業時間は18時間で、他国と大きな差はありませんで。しかし、部活動などの課外活動にかける時間の長さがその大きな要因で、部活動などの課外活動が7.5時間と平均の4倍、書類作成などの事務作業も平均の2倍とのことです。1週間当たりの勤務時間は56時間です。
私たちも先生方に、生徒指導や部活動、保護者の対応など教室以外の場所での業務を期待しているところはあります。私も学生時代は、部活動や補習授業などで大変お世話になりました。そういった場での先生との交流が今でも私の人格形成に関連していると思っていますし、その時の指導が生徒指導にも活かされていたと思います。当時は土曜日が「半ドン」で週6日の勤務体制でした。
先生方の大変な勤務体制で、日本の教育は結果も出していますが、世間の「働き方改革」と比較すると、明らかに長時間労働であり、負担になっていると思います。事務作業効率化や部活動などの業務以外の点で業務改善を行うことも大事だとは思います。生徒の人格形成にも大きな影響がある部活動指導の「強み」を残しつつ、生徒にどう向き合っていくのか、今までの慣例を打破できるのかがポイントになりそうです。