池田高校7年目が終わろうとしています。
振り返ってみて、池田高校野球部の強みって何だろう、と考えたとき、真っ先に思い付くのが「スタッフの力」です。
付き添いをしてくれる顧問の先生や、毎週来てくださるOBコーチ、その他臨時コーチ、そういった大人の方たちにも大変お世話になっているのですが、今日お伝えしたいのは、学生コーチやマネージャーの学生スタッフのことです。
まずはマネージャー。
「マネージャー」というと、おそらく水汲みとか、スコアラーとか、ボール渡し等をイメージすると思うのですが、池田高校のマネージャーはそれだけではありません。
練習メニュー(特にトレーニング)の説明や、
実際のトレーニング指導。
他にも、チームで設定したボール回しの目標タイムを切るために、一人一人のタイムを確認してくれたり、ノックでの送球が本当に意味のあるものになっているか到達時間を計ってくれたり、細かいものも含めたら書ききれません。
まさに野球部の「マネージメント」を担ってくれています。
そのお陰で、(多々ある)指導者不在の練習や、冬の練習が意味のあるもになっています。
そうやって日々善い練習を積み重ねることで、結果に大きな差が生まれす。
つまり、マネージャーがものすごい戦力になっているということです。
ただ、プレーヤーとして野球をしてきたわけではない普通の女子高生が、ここまでの運営をするのはかなり大変なことだと思います。
自らトレーニングについて調べたり、ヒントになりそうなことはすぐにメモを取ったり(部員はいくら言っても取らない笑)、その裏にある相当な努力に感心しながらも、負担がかかりすぎないように、「誰にでもできる仕事」は部員に振って、「マネージャー(その人)にしかできない仕事」に集中できる環境を作らなければなりませんね。
単純な仕事がコンピューター(AI)に移っていくこのご時世でも、池田のマネージャーはその唯一無二の価値で生き残っていけると断言できます。
部員は………頑張ってくださいね。笑
次に学生コーチ。
マネージャー同様、野球部の「マネージメント」をお任せしています。
特に、ノックや試合の采配等、野球経験者でないとできない部分も任せられるので、非常に頼りにしています。
現在の学生コーチである音松コーチは、野球を俯瞰的に見れる、かつ度胸のある采配ができるので、私がサインを出すよりよっぽど面白い野球をします。
さらに、私だとどうしてもトップダウン型になってしまうところを、ボトムアップ型で選手の意見や考えを引き出してくれるのも有難い点です。
本当に貴重な存在ですので、新入生(またはこれから池田高校を目指す人)で、もしこういった野球への携わり方に興味があれば、是非一度野球部を訪ねてみてください。
成松コーチ、音松コーチときて、次は何松コーチが入部してくれるかな?とか冗談で言っていますが、「松」にはこだわりません。笑
7年間ずっとサポートしていただいた仲井コーチ、河本コーチも含めて、「スタッフの力」には感謝しかありません。
流行りに便乗して、スタッフマスク作りました。笑
池田高校野球部のスタッフは、これからも「ONE TEAM」でいきたいと思います!