山口創先生に、
本日、新しい自律神経理論のポリヴェーガル理論について、
講義していただきました。
むつかしい内容をとてもわかりやすく解説していただき、
素晴らしい講義になりました。
拙いのですが、私の気づいた感想を書かせていただきます。
自律神経系というと今までは、
交感神経(活動時、逃げるか戦うか)
と
副交感神経(休息時、消化器系など内臓が働く)
の2つの機能がシーソーのようにバランスをとっていると
習ってきましたが、
新しい自律神経の理論(ポリヴェーガル理論)では、
哺乳類である人間には、進化の過程で獲得した
新しい自律神経の機能があり、その働きは人間の社会性と
大きくかかわっているというのです。
例えば、緊急事態に遭遇した時、
・沈着冷静に周囲と協力して対応できる人
と
・一人でパニックになって慌てふためく人
がいますよね?
(他の表現だと、
その人にとって嫌な問題が起きた時に
・イライラして切れてしまうか?
・状況を判断して適切に対応できるか?
もあります)
このように、
人によって対応に違いが出るのは、
その人の自律神経の働き方によるのです。
できることなら、
・切れることが少なく、
・冷静に対応できる
自律神経でいたいのですが、
そのような自律神経の働きを育むには、
乳幼児期からの抱っこなど触れ合いの体験、
生育過程での親や周囲からの豊かな愛情が
必要なのだそうです。
私は今まで、
切れやすかったり、すぐに人を傷つけるようなことをしてしまう人は、幼いころから無意識にたまっている悲しみが大きくて、その悲しみという感情(第一感情)に火がつくと、すぐに怒り(第二感情)にすり替わり、人を傷つけるような行動をとってしまうのかな?と、思っていたのですが、
この新しい自律神経の理論では、
心ではなく、体の神経の働きで説明しているのです。
ただ、生育過程は、自分ではどうにもならないものです。
しかし、自律神経へのアプローチなら
今から自分でも意識的にできるものです。
自律神経へのアプローチは、
タッチケアやアロマセラピーなどの
セラピーとも深くかかわっているので、
セラピストにとっても、いろいろと可能性が広がる
とても興味深い理論だと思っています。
この理論を応用すると、
クライアントとの接し方や、
セラピーの選択などにも役立ちそうです。
とはいってもこの理論について、
まだまだ勉強不足なので、
こうして書いていることにも不安が残るのですが。
またポリヴェーガル理論の有名なところは、
トラウマや感覚麻痺(凍りつき)なのですが、
まだまだ勉強不足ですので、
山口先生の講義を再度オンラインで復習して、
勉強していきたいと思っております。
また本日の貴重なオンライン講座は、
間に合わなかったという方のために、
若干の間、配信でのご受講を受け付けております。
セラピストさんには、ぜび触れていただきたい理論ですので、
ご興味ある方はソフィアカレッジのHPを検索してください。
それでは、
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11月9日 16:42