漫画家、文筆家で江戸風俗研究家の杉浦日向子さん。
若くして旅立たれた杉浦さんの
「杉浦日向子~生誕60周年、江戸から戻ってきた人~」を読んでいたら、興味深いことに、
平成の世相って、
幕末という動乱期、維新前の前兆に似たところが多々見受けられるそうです。
 
例えば
当時の江戸の本(読み物)のほとんどがファジーな書き方。
「何となくそう思われる」
「何々かもしれない」
 
物の価値、
これから進むべき道
よくわからない混迷の時代というのが、
その表現に表れていると。
そして、やがて安政期に、あの「黒船」が来るのです。
 
当時、黒船という得体のしれない脅威に江戸城は毎日会議の連続。
その後は、「維新」という大変革に向かっていくのですね。
 
これを読んで、
なんか、令和の黒船は「コロナ禍」で、
この後 明治維新 のような世の中の大転換がくるのかな?
 
何て思うのは私だけかしら?