昔の人が「麦飯」と言い、
白米だけよりも、ちょっと下に見ていた「大麦」。
でも、その麦は、
昔の人の健康を支えていたようです。
週末、愛媛大学で開催された
(一社)日本食育学会総会、学術大会
に参加してきましたが、
シンポジウムのテーマは、
「はだか麦」の健康効果についてでした。
野菜果物より食物繊維が俄然多く
血糖値の急激な上昇を避けたり
がん予防など
さまざまな健康効果を期待されている
β-グルカンも含む大麦。
便秘の予防など、
腸内環境を整える良い食材です。
現在はお米より麦などの雑穀の方が高価ですが、
穀類の重要性を見直す良い機会でした。
そして、シンポジウム2番目の講演は、
子規や虚子を生んだ俳都松山らしく
俳句から食を考えるお話。
子規記念博物館の竹田館長による
子規の食事についてのお話は、
ひじょうに興味深いものがありました。
シンポジウムの帰りは
近くの道後温泉本館に立ち寄ってきまた。
温泉はやっぱり気持ちが良い。
食べ物も温泉も勉強も欲張っております
自分の発表がない学会は
気が楽(=^_^=)