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先日、京都南座での
市川猿之助襲名披露
を鑑賞してまいりました。

久々の歌舞伎鑑賞。

新猿之助さんの

「義経千本桜 ...
宙乗り六法相勤め申し候」は、


とっても素晴らしくて、

ほんと!!

感動の連続でした。そして、鑑賞の後は、




新幹線で東京へ。

それにしても、
京都で歌舞伎鑑賞して、
食事して、
そして新幹線に乗れば、
そう遅くない時間に東京の家に帰れるのですから、
現代は大変なスピード社会です。

歌舞伎の題材の時代から比べたら、
人や物の移動速度は一体何倍になったのでしょう。

そういえば、この日の演目の一つに、
「仮名手本忠臣蔵」の中から
「道行旅路の嫁入」という
~旅もの~がありました。

母と娘が江戸から京都山科へ向かう

冬の旅の物語です。

今から300年ほど前、
早くて十数日かかった東海道の旅を、
変わりゆく景色や母娘の心情を織り交ぜて描いた舞踊劇です。

今は その距離を2時間半で通過できます。

そう思うと、
何とも不思議な感じ。

でも・・・、
スピードは激変しても、
人の心根はそう変わらないだろうな~
などと思っているのです。
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「祇園のおいと」で、
お腹いっぱいおでんを食べてから、