昨日(10月26日)の毎日新聞 夕刊
「新幸福論」に宮脇昭先生が
登場されました。
もちろん、話の内容の半分は、
先生が提唱されている
東日本大震災、被災地沿岸部での
「緑の防波堤」つくり。
それも、
岩手、宮城、福島の3県の瓦礫の
9割を利用し、土に混ぜて
「緑の防波堤」の土台とし、
その上に森を築こうというものですから、
国の財政節約にもなる話。
具体的に言うと
現在、岩手、宮城、福島、3県の瓦礫の総量は
約2490万トン。
その選別が進んでいて、
9割は土と一緒に埋めることで
防波堤の土台となるものなのに、
政府は、これらを
6800億円かけて
処分しようとしているそうです。
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宮脇先生曰く、
「政府の復興会議や民主党幹部らに
提案しましたが、みんな「良い案だ」とは
言ってくれるが、具体的に動こうとしない。
・・・
廃棄物処理法に抵触する可能性があると言う。
しかし現実に合わない法律は
変えたらいいし、法改正に時間がかかるなら
超法規的措置で、出来るところからやったらいい。
日本人は「引き算」思考の人が多いが、
「足し算」思考でまずはやってみて、
問題があれば、現場で対策を考えたらいい。
瓦礫をそのまま埋めることは
前例があります。第二次世界大戦後、
ドイツでは、戦車やコンクリート片、
木くずを埋めて都市林を築いた。
日本でも、横浜の山下公園は
関東大震災の瓦礫を埋め立てて
作られたものです」
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津波と言う自然の力に
コンクリートと言う人口の力で
対抗しようというのではなく、
自然の力と共生しようと言う
「緑の防波堤」
これこそ、地球に生きる生命として
一番しっくりとくる生き方だと思うのですけど・・。
また、災害は日本だけではなく、
地球上のどこでも起こる可能性が
あります。
このたびの日本の震災からの復興が
地球で生きるわれわれ人類の
立ち位置の見本となれば・・・
こんなに素晴らしい事は
ないと思うのです。
「緑の防波堤」は
日本が誇る
「緑の長城」になりますから。
ご賛同いただける方、
広めていただける方、
無駄にならないうちに、
早く政府が動くようにご協力を
よろしくお願いいたします。
詳しい事をもっと知りたい方は、
このブログのメッセージボートにある
または、宮脇昭先生が緊急出版した、
瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る: 植樹による復興・防災の緊急提言 (学研新書)/宮脇 昭
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をご覧くださいませ。
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毎年行っている、
日独環境植物療法研究所主催の
日独環境植物療法研究所主催の
「ドイツの植物療法を学ぶ会」も
今年で 第4回目のシンポジウムを行うことになりました。
今年のテーマ
環境に関しては、もちろん
★「3,11からの復興~緑の防波堤づくり~」
宮脇昭先生
フィトセラピーでは、
★「ドイツのクナイプ療法に学ぶ水と植物の癒しの力」
林真一郎
です。
詳細は以下になりますので、
皆様ふるってご応募くださいませ。
会場は
「ソフィアフィトセラピーカレッジ4階」
となります。
定員になり次第締め切らせていただきますので、
よろしくお願いいたします。
日時:2011年12月10日(土)
13:00~17:00(開場12:30)
会場:ソフィアホール4F
会費:ソフィアカレッジ在校生・
(社)日本フィトセラピー協会会員 1,500円
上記以外の方 2,000円
☆会費は当日お支払いいただきます。
☆参加費の一部(500円)は苗木づくりへ
寄付させて頂きます。
講演者:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授・IGES国際生態学センター長)
林真一郎(グリーンフラスコ㈱代表・ソフィアフィトセラピーカレッジ代表)
池田明子(ソフィアフィトセラピーカレッジ学校長・(社)日本フィトセラピー協会理事長)
※若干の変更あります。
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