小石川植物園の木々たちです。
さすがに歴史のある植物園、
立派な樹木があちらこちらにあって、
その存在感に圧倒されます。
小石川植物園は
日本でもっとも古い植物園であり、
また世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。
約320年前の貞享元年(1684)に、
徳川幕府が作った「小石川御薬園」が(@ ̄Д ̄@;)
この植物園の遠い前身。
享保の改革の
8代将軍徳川吉宗の時代に設けられた
小石川養生所の井戸も園内にあります。
また小石川植物園は一般名で、
正式には
「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」
ちょっと長くて憶えられませんが、
あの東大の植物園なのです。
(* ̄Oノ ̄*)
こうして森林セラピーをしていると、
都内には自然の多い場所が
結構たくさんあります。
しかし、この植物園が出来たころ、
江戸時代は、「自然」と言う言葉は
今の意味ではなかったそうです。
明治時代になるまでは、
「自然」と言う言葉の意味は
「不勉強」だったとか
(@ ̄Д ̄@;)
つまり、明治以前は、
すべてが自然だったので
自然の中では、
自然と言う言葉を使う必要がなかったそうです。
自然は、何の加工もないので、
加工=創意工夫がない、
創意工夫のない不勉強なことを
自然と言ったのですね。
「自然」がそのような意味だったとは、
驚きです。
そして一方ではこんな見方も出来ます。
私達は、当たり前のものに囲まれていると
それを意識できないが、なくなってきたときに
意識できることがあります。
つまり、私達の周りから
なくなってきているもの、
それが自然なのですね。
なくなっていることに気がついて
100年以上、
これ以上なくならないようにしたいです。
それでは、今日も元気で。。。