池田明子オフィシャルブログ「奥様はフィトセラピスト」Powered by Ameba-20100220155632.jpg


池田明子オフィシャルブログ「奥様はフィトセラピスト」Powered by Ameba-20100220150338.jpg

Queen's Square YOKOHAMA

一番大きなエスカレーター横に、

ドーンと大きな御影石のモニュメントがあり、

そこに比較的長い文章が刻まれています。


文章の主は、

フリードリッヒ・フォン・シラー。


今までこのエスカレータに乗る機会があっても

気づかずに通り過ぎていましたが、

先日、ある方から教えてもらい

早速行って来ました。

エスカレーターに乗っていると

通り過ぎてしますので、

書き写したその文章を以下に記します。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


樹木は生育することのない


無数の芽を生み


根をはり、枝や葉を広げて


個体と種の保存にはありあまるほどの


養分を吸収する


樹木は、この溢れんばかりの過剰を


使うことも、教授することもなく自然に還すが


動物はこの溢れる養分を、自由で


嬉々とした自らの運動に使用する。


このように自然は、その初源から生命の


無限の展開にむけてその序曲を奏でている。


物質としての束縛を少しずつ断ちきり


やがて自らの姿を自由に変えていくのである。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



この文章は、

シラーがデンマーク王子に宛てた

美学的なことに関する書簡第27号より

抜粋されているそうです。


文章を読んで、すごい!!と感じても

なかなか理解するのは難しいです。

植物が作る過剰な養分を使って

動物が自由に運動する・・・

植物に関することなので

とても興味がありますが、

その後は哲学的な深い内容に入りそう。


機会があったらこの後も読んでみたいと思います。

ベートーベンの第九の歌詞の作者でもある

シラーですから、

天才ならではの深い思索があるのでしょうね。


思わずシラーから書簡が届いたみたいで・・・

楽しくなっている私

ヾ(@°▽°@)ノ


おめでたい!私でした

(*^▽^*)