ベトナムで働くことを真剣に考えはじめた。ホーチミン滞在のユウキさんと話しているさなか、何か自分に感じるものがあった。後日別の機会で、28歳のベトナムの若者と話して、さらに加速された。彼が言うには、彼が小さいころ、20年前までは勉学しようにも国内にはその機会がなかったが、10年前からは国内にもその基盤が整備されて、自分の生活をよくするために、勉学熱がすごく、近隣の教育先進国のシンガポールにすぐに追いつくと、熱弁していた。私にも理解できる英語で、その内容が理解できたことが、自分にもこの国でやれる余地があると思えたのが嬉しかった。
さて、ここからは冷静にこのモチベートする感情を整理してみよう。
■なぜにベトナム
1976年に南北ベトナムが統一、1986年にドイモイ政策(刷新)政策が発表され、ベトナム共産党と国家機関との分離方針が確認され、市場経済が導入されていく。2001年には党大会で市場経済導入がスローガンとされ、ここよりさらに市場経済が加速されていき、2006年にはWTOに加盟し、世界経済に組み込まれていく。確かにこの10年が変革の季節であった。過去5年は年率8%のGDP成長を続けている。
ちょうど、自分が小学校高学年から中学校にかけての日本と同じような経済成長の時期に当たるのだ。親は貧乏ながら一生懸命働いていたし、自分の将来はとにかく一生懸命勉強して、一流大学、最低でも九州大学に入りさせすれば一生保障されると考えていた自分と何かがたぶる。ある意味、愚かな考えであるが、悩むことなくまっすぐに進むパワーが確かに今のベトナムにはある。
それと、メンタリティが日本人に似ているように思える。ホテルでのブッフェ形式での朝食で、自分の意図を察して、微笑みながらフォーを作ってくれた気の回し方と気遣いは、すごく理知的で、コミュニケーションをよくわかっている。こんな民族であれば一緒に仕事をして、自分も幸せになり、相手も幸せにしてあげたい。勿論、経済的に裕福になれる可能性が少なくとも、日本よりもあることはまちがいない。その可能性にかけてみたい。
それと、日本でこのまま仕事をして未来はあるか?ベトナムに何かの痕跡を残しておくことで、60歳すぎたら
移住を考えてもよい。日本の1/3のコストで暮らせるはずだ。それにしてもいきなり60歳になって移住はむずかしい。住めば、わかることがたくさんある。
要するに、ベトナム人の人柄に惚れて、自分が金持ちになれる可能性を感じているからだ。
■ベトナムビジネスで3年度後に思い描くことは何か
■それを実行するためのアクションプランは?