『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』で有名な方です。
この題名から何の話ぞや？と思いながら読んだ。
場所は琵琶湖に住む由緒あるお家の男の子（涼介）の話。
その涼介には代々受け継がれた
人のある部分を操る能力を持つ家柄なのだ。
この涼介は普通の高校生なのだが、
その能力を修行しに本家へと引越し、
そこで高校生活を送ることとなる。
そこでのある事件をきっかけに物語の本筋へと向かっていくのだが。
物語の導入は普通の高校生。
途中からは特異な能力を持つ者。
最後はもう自然を操る者。
と変貌していくのだが、そんな奇想天外な話？と思うのだけど、
そこは作家の真骨頂なのだろう、どんどん引き込まれていく。
こういう普通のことから壮大なスケールへの展開力が
この作家さんの映画化される秘訣なのだろう。
面白かった！
P.S. 今日もやります！
スマホラジオ『いいかげんさじかげん』
毎週土曜日 14：30～15：15 (15：00～は有料会員様のみ)
ダウンロードは⇒http://www.wallop.tv/