本日2回目の更新です。
今日は宝塚大劇場で、星組『恋する天動説-The Wond'rin Stars-』
『DYNAMIC NOVA』を観劇しました。
一言でいうと、お芝居はお正月公演にふさわしい、明るくてわかりやすい作品。
老若男女、どんな年代の方でも楽しめる作品だと思いました。
また、ショーのタイトル「NOVA=新星」は、この公演が星組新トップコンビの大劇場お披露目公演であることを示している上に、どの場面も「新星=新生」の躍動感に満ちています。
お芝居の「天動説」と、ショーの「NOVA(新星)」がさりげなく響き合い、公演全体としてのバランスがとても良いと感じました。
初日映像
初日映像をご覧ください。
恋する天動説 ーThe Wond'rin Starsー
この公演はもう一度見るので、個々の生徒さんの詳しい感想はその時に。
今回は全体的な感想をお話ししますね。
芸名には敬称略で失礼します。
舞台は1960年代のイギリス。
世界的なホテル王ドロシー(万里柚美)は、自身の余命が長くないことを知り、
事業を一族の誰かに引き継ごうと決意します。
しかし長男は事故ですでに亡くなっており、次男はどうも頼りない。
そこで三人の孫(亡き長男の子ども)のうち誰かを後継者に…と考えますが、
男子は天文学の道を極めたがっているし、一番下の孫娘はまだ高校生。
消去法的に、もうすぐオックスフォード大学を卒業する真ん中のシンシア(詩ちづる)に
相応しい婿を迎え、事業を継承させる計画を立てます。
シンシアの相手は、ドロシーが学生時代に将来を夢見た男性の孫。
長年探し続け、ようやく見つけ出した存在です。
この結婚は、ドロシー自身が果たせなかった夢を託すものでもありました。
今日は、シンシアのお相手がホテルにやってくる日。
親戚やホテルの従業員たちが待ち構える中、突然バイクでホテルに突っ込んできた若者が。
彼は「アレックス・ニュートン……」と名乗った途端に気絶。
それは、ドロシーが探し出したシンシアの婚約者の名前。
思っていた人物像とは、ちょっと違う気もするけれど……。
(『恋する天動説』の出だしを私なりにまとめました)
いきなり地域の祭りのシーンから始まり、後から開演アナウンスが流れるパターン。
「この街では、こういうことが何年も繰り返されてきた」という背景を、
わずか数分で観客に伝える手法が巧みです。
冒頭、ダンスを競い合っていた二人の少年が、
次の場面ではバイクのエンジン音とともに再登場するのです。
下手から本物(多分)のバイクで走り出てくるのが瑠風輝、
上手からド派手に装飾されたバイクに乗って現れるのが、新トップスター暁千星。
二人とも背が高く、いかにも男役らしい体型で、バイクにまたがる姿が実に様になります。
それぞれ若者グループを率いるリーダーで、異なるファッションのライバル同士。
両陣営が火花を散らしながら踊る場面は、
“陽キャラ版『ロミオとジュリエット』”、あるいは『ウエストサイドストーリー』のよう。
「陽キャラ版」というのは、憎しみ合って命を落とすような展開ではなく、
「腹を割って話してみたら、いいヤツじゃないか!」という方向に進むからです。
この作品はオリジナル脚本ながら、『ME & MY GIRL』や『ローマの休日』を思わせる空気感もあり、とにかく分かりやすい。
主人公の二人がそれぞれ「叶えたい夢」と、すでに亡くなった父への思いを抱えている点は、私たち誰にでもある感情で、観る側に親近感を抱かせるようにも思いました。
宝塚歌劇において、トップコンビには“ラブ”が不可欠だと常々思っていますが、
この作品で描かれる愛はとても可愛らしいもの。
初めて「好きだ」と言われた女の子が「もう一回言って」と返すような、等身大の恋です。
暁千星&詩ちづるのお二人には、いずれ涙を誘う悲恋や、
人生を狂わせるほどの激しい愛も演じていただきたいですが、
まずは爽やかな少女漫画のようなカップル誕生を、素直に祝える作品でした。
それにしても詩ちづるちゃん、小柄なのですね。
ありちゃん(暁千星)と並ぶと、本当の男女のような体格差で、
包み込む感じがたまりません。
ラストで暁さんが「俺のことが好きか?」と色々な人に呼びかける趣向、面白いです。
私は今日が初見で、ちょっと乗り遅れてしまいました。
二度目の観劇の時には、しっかり参加しようと思います。
(ネタバレ気味ですみません)
この公演で印象的だったのは、ベテラン勢。
専科の万里柚美をはじめ、美稀千種、輝咲玲央、朝水りょうがお芝居をグッと盛り上げていました。
最近、宝塚歌劇のイケオジに弱い私としては、朝水りょう氏がひときわ魅力的に感じました。
うつくしー。
若手では、ありちゃん率いるモッズチームには天飛華音、稀惺かずと、飛翠真凜、世奈未蘭など、目を引く男子多数でした。
DYNAMIC NOVA
木星、火星、冥王星…と星をめぐる構成のショー。
タイトルから、安寿ミラ率いる花組の「ラ・ノーバ!」を連想しました。
踊って、踊って、また踊って…という躍動感も、
『ラ・ノーバ!』を思い出させた要因かもしれません。
詳しい感想は二度目に書くとして、特筆すべきは
稀惺かずとの女装(?)の美しさ。
惚れ惚れするほど美しい!
※ちなみに、稀惺かずとさんは松岡修造さんのお嬢さんです。
女装(?)シーンは初日の映像の4分50秒から約10秒。
客席降りと、ラインダンスの長さ(時間)も印象的でした。
そしてやはり、ショーでも朝水りょう氏の美しさに魅了されっぱなしでした。
なんという私好みのお顔なんでしょうか。
(朝水さんのファンの方、お気を悪くされたらごめんなさい)
あー、楽しかったデス。
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