本日2回目の更新です。

 

この3日間、私は『プラダを着た悪魔』漬けでした。

 

事の始まりは土曜日。

夫に「絶対面白いから」と誘われ、レイトショーで最新作の

『プラダを着た悪魔2』を観に行きました。

 

実は私、20年前の前作を観ていなかったんです。

前作を見ていた夫から「Amazonプライムで予習してから行ったほうが良い」と言われていたのですが、

あえてそれを無視して(笑)いきなり『2』に飛び込みました。

 

結果、これが意外にも(失礼!)面白くて。

その勢いのまま日曜日にアマプラで前作を履修し、

さらに本日、おさらいのために再び映画館へ『2』を観に行ってしまったというわけです。

 

正直なところ、映画としての完成度や勢いは、

はっきり言って前作の方が上だと思いました。(私個人の感想です)

 

けれど、20年という月日を経て、全く同じキャストが揃って

「登場人物たちのその後」を演じている姿には、言葉にできない感慨深さがありました。

 

象徴的だったのは冒頭のシーン。

新・旧どちらもアン・ハサウェイ演じるアンディの歯磨きシーンから物語が始まるのですが、

前作では普通の歯ブラシだったのが、今作では電動歯ブラシに変わっているんです。

そんな些細な小道具ひとつに、流れた月日を感じてなんだかグッときてしまいました。

 

そして何より、鬼編集長ミランダを演じるメリル・ストリープが最高すぎます。

私の中の「メリル・ストリープ像」って、まさにこれなんです。

仕事ができて、思い切り気が強くて、周囲を震え上がらせる絶対的な女王。

『マディソン郡の橋』のような平凡な主婦役は、正直あまり好みではありません。

彼女には、冷徹なまでのプロフェッショナルでいてほしい。

今作でもその期待を裏切らない「ミランダらしさ」が全開で、惚れ惚れしました。

 

あと、個人的に大興奮したがDior(ディオール)のオフィスシーン!

あれ、おそらく本物の社内ですよね。

以前、メイクアップアーティストの小田切ヒロさんが

Diorに招待された時の動画をYoutubeで拝見したのですが、

そこに映っていた光景と全く同じだったんです。

スクリーンに映った瞬間、「あ!ここ知ってる!」と一人でコーフンしてしまいました。

 

この映画を観ると、猛烈におしゃれがしたくなります。

映画を見ながら「早く帰ってクローゼットをひっくり返したい!」

という衝動に駆られました。

テキトーに選んで、なんとなく買ったどうでもいい服を片っ端から処分してしまいたい!

 

もちろん、全身ハイブランドで固めるのは経済的に無理があります。

でも「自分によく似合う、パリッとした洋服」を妥協せずに選ぶことはできるはず。

 

夫も同じことを感じたようで、映画館でマナー違反とは知りつつも、

ミランダの右腕・ナイジェルのジャケットを見て

「カッコいいジャケットやな……」とコソッと囁いてきました。

激しく同意です。

 

実は夫、ナイジェルと同じ髪型(というか、綺麗なスキンヘッド)で、

身長も183cmあるんです。

あのナイジェル流の着こなし、絶対似合うと思うんですよね。

お値段は相当張りそうですが(笑)。

 

「人を見かけで判断してはいけない」とは言いますが、

手をかけた衣服には、オーラが宿るのも事実です。

 

この映画でふと思い出したのは、20年以上前に大阪のリーガロイヤルホテルのロビーで、

君島明さん(現・誉幸さん)を見かけた時のこと。

エントランスが開いて男性が入ってきた瞬間、顔がわかる前に、

その方が着ておられるスーツに目が釘付けになりました。

 

「一分の隙もない」とはまさにこのこと。

体に完璧にフィットし、地味な色目なのに光り輝いて見えるほどの上質な生地。

 

距離が近づいてきてお顔が判別でき「あ、君島さんだ」と分かった時、深く納得しました。彼はアパレルのプロであり、服は君島さんの自己表現そのものだったんですねぇ。

 

「プラダを着た悪魔」「プラダを着た悪魔2」には、

ファッションってなんだろう、と深く考えさせられました。

 

適当に済ませるのではなく、自分を表現する手段としてもう一度考え直したい。

お気に入りのバッグを持って、背筋を伸ばして歩きたくなる。

そんな心地よい刺激をもらった3日間でした。

 

とりあえず明日は、クローゼットの「断捨離」だ!

 

蛇足ですが、この映画って本当は「プロの仕事とは」という

深いテーマを描いているんですよね。多分。

頭では分かっているのですが、今の私はとにかく

ファッションの素晴らしさに胸がいっぱいです(笑)。

 

 

 

 

 

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