本日2回目の更新です。
今日は、京都のライブハウス祇園JTNさんにて
元花組トップスター 髙汐巴さんのシャンソンコンサートを拝見しました。
ここから先は髙汐巴さんのことを ぺいさんと表記させていただきます。
ちなみに、今日のシャンソンコンサートは2回公演で、私は14時開演を拝見しました。
17時公演のセットリストも同じかどうかは定かではありません。
その点はご了承の上ご覧ください。
前半
お客様が出入りする扉しかないようで、ぺいさんは 客席通路から登場。
私は1番後ろの隅っこに座っていたため、ぺいさんの登場に早く気がついて、得した気分。
ぺいさんのお衣装は、紫色の生地にブドウのように見えるレース模様のブラウスと黒いロングスカート。太めのサッシュ(ベルト?)がアクセント。
ブラウスが紫色に見えたのはもしかしたら照明のせいで、本当は紺色かもしれない、と途中で思いました。
アクセサリーはダイヤモンド系で、ネイルはシルバーに見えました。
これまた照明の加減でそう見えただけかも。
楽器編成は(敬称略)
ピアノ:中村力
バイオリン:山本愛子
ベース:佐々木研太
パーカッション:小林俊介
ライブハウスのキャパシティから考えると、とても贅沢な編成だと思います。
佐々木研太さんは、2010年に一度お会いしたことがあります。
当時MCを務めていた音楽番組「国際交流コンサート」にご出演いただいていたのですが、
気が付いたのが帰る電車の中。ご挨拶もせずに失礼してしまいました。
演奏の途中、係の方が通路でタブレットを使ってミキシングを調整しておられるのが見えて驚きました。
大きなコンソール(卓)はもう必要ないのね。時代ですわぁ。
それではセットリストを順番にご紹介しますね。
(セットリスト公表の許可はいただいています)
⚫︎ラメール
初夏にふさわしい曲でスタート。
⚫︎愛はあなたのように
⚫︎アコーディオン弾き
「シャンソンコンサートと銘打っていますが、シャンソン、ミュージカルナンバー、ラテンなどいろいろなジャンルの歌をお届けします」とおっしゃり、ワクワク感が高まりました。
⚫︎キャバレー
今年(2024年)4月21日(日)に、第一ホテル東京で開催された「Memories 〜順みつき あなたを忘れない〜Talk & Live」は、2018年にお亡くなりになった元花組トップスター ミッキーさんこと順みつきさんを偲ぶコンサート。
出演は榛名由梨さん、瀬戸内美八さん、若葉ひろみさん、そしてぺいさんです。
その際、ミッキーさんの持ち歌の一つ「キャバレー」をぺいさんがご担当。
今日はその時より長いバージョンで歌われました。
「この曲は音域が広くて難しい」と、ぺいさん。
私は、爆発力が魅力だったミッキーさんに思いを馳せ、しんみりしました。
⚫︎リヨン駅
⚫︎黒い鷲
この後、ぺいさんはお着替えのため退場されました。
インストゥルメンタル
⚪︎道 ジェルソミーナ
ぺいさんがいらっしゃらないということで、休憩時間感覚になってしまうのか、
ジェルソミーナでは客席に私語が多いように感じられました。
⚪︎チャルダッシュ
客席は若干静かになったものの、曲調が変わる直前に
「早くなるデ。ここから(ピッチが)早なるで」とおっしゃったかたがおられ、
ご本人が思う以上にその声は大きく、一番後ろの席の私にもハッキリ聞こえました。
思わず声を出して笑いそうになりましたワ。
もう、勘弁してください!って感じ。
真顔で演奏を続けておられたバンド皆様の平常心に感心しました。
後半
ペイさんは黒のブラウスにお着替え。
アクセサリーは変わったかどうか判別できませんでした。
もしかしたら、指輪が変わっていたような気もします。
黒のブラウスは背中が総レース!
しかも胸元も結構深く開いているのですけど、なぜかセクシー系統ではなく(褒めてます)、男役さんの色気に近いものを感じました。
宝塚歌劇団卒業後もファンをがっかりさせないというか、品格を保っておられるなぁ、と感嘆してしまうのでした。
⚫︎アマド ミオ
⚫︎愛遥かに
⚫︎チェ・タンゴ・チェ
⚫︎そして今は
宝塚歌劇団 退団公演で歌った曲ですという説明があり、懐かしく思い出しました。
⚫︎愛しかないとき
加藤登紀子さんの訳詞。
CD収録の際、JASRACに許諾を出し、知人を通して加藤登紀子さんご本人の許可も得たそうです。
発売後、ぺいさんが御礼状と共に加藤さんにCDを送ったのち、
加藤登紀子さんとお会いする機会があり、
加藤さんはCDに収められた「愛しかないとき」のことを「いいじゃない⤴️」と
褒めてくださったそうです。
その上、9/16(月・祝)に銀座ブロッサムで開催される日本訳詩家協会で「愛しかないとき」を歌ってくださいというオファーまでいただいたのだとか。
日本訳詩家教会の会長を務めておられる加藤登紀子さんご本人からのオファーなのですって。
もう、自分のことじゃないのに、勝手に誇らしく感じますワ。
アンコール
⚫︎五月のバラ
曲の合間のトークでは、曲の説明以外にもいろいろなお話があり、笑いあり、笑いあり、拍手があって又笑いあり…といった感じなのは、ぺいさんのご人徳というか、キャラクターですね。
笑っているうちに、会場全体があったかくなりましたよ。
私が今回 特に好きだったナンバーは
・アコーディオン弾き
・リヨン駅
・アマドミオ
どれも、芝居心がないと歌えない曲で、さすがだなと思いました。
ぺいさんご自身も「アコーディオン弾き」のあと「4分間のお芝居です」とおっしゃっていました。
「普通、お芝居って90分とか、長いですよね。でももう集中力もたないでしょ?(お客様に向かって)ね?4分くらいがちょうどいいでしょ😝」
ホンマにそうかも。
アマドミオは、ぺいさんにとっての新曲だそうで。
良い曲でした。
ぺいさんは東京三越劇場での公演『ああ同期の桜』のとき、
夜も寝られない腹痛に襲われたのだとか。
幸い翌日が休演日で舞台に穴をあけることはなかったそうですが、
「コロナ禍でも、ありがたいことに主演の舞台を何本も務めさせていただき、
ここまで突っ走ってきたような気がします。
ちょっとこのあたりで自分の体をしっかりメンテナンスしなくちゃ」
とのことで、この後しばらくお身体メンテの期間になるようです。
ですが、10月には大阪梅田でのライブ、12月には東京でのディナーショーが
しっかり予定されているそうなので、楽しみにお待ちします。
アンコールの「五月のバラ」は、私も大好きで嬉しい選曲!
阪神淡路大震災の前に、神戸国際会館で開催したコンサートで歌った思い出があるそうです。
「神戸国際会館も、震災で全壊しました。
それを思うと、今こうしていること、過ごしている時間、
会っている人を本当に大切にしなくてはね」
「宝塚歌劇団を卒業してこれまで、おかげさまで日本のあちこちでお仕事をさせていただきました。どこに行っても宝塚のOGがいるんです。学年が離れていても、同じ公演には出たことがなかても、みんな姉であり妹です。日本のあちこちに姉妹がいるのよ。そしてファンの方たちは家族です。これまで病気も手術もすることなくやってこられたのは、丈夫な体に産んでくれた両親のおかげ。感謝しています。明日は母の日でしょ、もしご存命ならお電話でも、メールでも、プレゼントでも、とにかくお母様を労って差し上げてね」と、最後はジーンとしちゃいました。
アンコールが終わったところでフォトセッションがありまして、
SNSへのアップもOKとのこと。
わーい。
10月の大阪でのライブも絶対に行こうと誓ったのでした。
セットリスト
今日のセットリストをご覧になって、どんな曲だったっけ?と思われる方のために、
YouTubeから引っ張ってきました。歌手は私の好みで選ばせていただいております。
ぺいさんのお声で脳内再生して聞いてみてください。
・ラ・メール
・愛はあなたのように
・アコーディオン弾き
・キャバレー
・リヨン駅
・黒い鷲
・ジェルソミーナ
・チャルダッシュ
・アマドミオ
・愛遥かに
・チェ・タンゴ・チェ
・そして今は
・愛しかない時
・五月のバラ
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