あしや竹園の佃煮をいただきました〜♫
 
 

 

あしや竹園さんは昭和21年に兵庫県芦屋市に開業した、

但馬牛専門の精肉店です。

 

特選黒毛和牛で作られた佃煮をぱくんと口に入れると、

良質な脂がまろやかに溶けていきます。

同封された説明書には

「おつまみはもちろん、お茶漬けにもぴったり」と

書かれていたので、炊きたてご飯に乗っけていただいたあと、

お茶漬けでもいただきました。

うふふ、全く違う風味で二度美味しい。

贅沢ですわぁ。

幸せ😍

 

 

私は小学校入学の年から、成人するまで芦屋市に住んでいました。

昭和44年から昭和58年(1969年〜1983年)までのことです。

当然、その頃すでに竹園さんはありました。

だけど、恥ずかしながら私は今日まで、

竹園さんの佃煮を食べたことがなかったんですよ。

多分。

 

私の中では竹園さんは精肉店というよりも

「旅館」というイメージが強いです。

日本家屋の、文字通り「旅館」。

そのかどっこにお肉屋さんがあって、

店頭ではコロッケを揚げていましたっけ。

 

当時私が住んでいたのは朝日ケ丘町というところでした。

コンビニなんかなかった時代なので、

バスに乗ってJR芦屋駅まで出かけ、

大原市場や、コープさんでお買い物。

私も母のお供として一緒に行くことも。

 

確かコープさんの出入り口の前がちょうど、

竹園さんのコロッケ売り場だったような。

 

私にとって竹園さん=精肉店のイメージが弱いのは、

コロッケを買ってもらった記憶はあるけれど、

竹園さんでお肉を買った記憶がないからかもね。

(予算の関係かなァ?)

 

その当時、買ったものをその場で食べたり、

歩きながら食べるなんてことはなかったと思います。

だから、コロッケは買ったとしても家に帰るまでお預け。

 

買い物帰りに何か食べるとしたら、

お好み焼き屋さんや、うどん屋さんなんかに入るしかなかった。

「G線」という名の、小洒落た喫茶店でお茶をするのが

母の楽しみの一つだったのかな?と思います。

私は不二家のグラタンの方が嬉しかったけど。

 

それらの飲食店は竹園旅館の近くにあったので、

しょっちゅう旅館の前の道は通っていました。

 

当時、竹園旅館は読売巨人軍の定宿で、

阪神巨人戦があるときには、

そのあたりを巨人ファンがウロウロしてはりましたワ。

 

また、高校野球のシーズンになると、

高校球児の宿泊所にもなっておりまして、

東海大相模時代の原辰徳選手も来ていたことを思い出します。

 

実は私も、1980年の夏の大会で横浜高校が優勝したとき、

横浜高校が竹園旅館に泊まっていると聞き、

すぐに竹園さんの前まで行きましたわ。

優勝投手の愛甲猛君を見るために。

 

人にもみくちゃにされながら、

ひと目だけ愛甲選手を見ることができたのだけれど

印象は「いろ黒い!思っていたより顔が丸い」

私って失礼なやつだわね。

ちなみに対戦相手は荒木大輔選手の早稲田実業でした。

 

話がそれまくってすみません。

私が引っ越したあと、竹園旅館はホテル竹園に生まれ変わりました。

もしかしたら今も読売巨人軍の定宿なのかしら?

今ももちろん精肉店は健在で、

何度かお肉を買いに行ったことはあるけれど、

佃煮を買ったことはありませんでした。

 

今回、佃煮をいただいて、

いろんなことを思い出しました。

 

美味しいだけではなくて、

懐かしい思い出を呼び起こしてもらえて嬉しかったです。

ありがとうございました。

 

 

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