本日2回目の更新です。
私がパーソナリティを務めさせていただいている
エフエムあまがさきの番組
「昭和通二丁目ラジオ」木曜日。
昭和の歌をお送りする番組です。
毎月第3木曜日にお届けするのは
「千波留のブック・プレゼンター(講談社様ご協力)」。
講談社様のご協力のもと、新刊本を毎月1冊ご紹介し、
その本をプレゼントするというもの。
タイトル「ブック・プレゼンター」には
本を紹介(プレゼン)するのと、
本をリスナーさんにプレゼントするの両方がかかっています。
今月のプレゼント本は
伊東道風「万年筆バイブル」です。
万年筆バイブル (講談社選書メチエ) [ 伊東 道風 ]
1,620円
楽天 |
ネット社会になり、老若男女の多くが、
メールやSNSで連絡を取り合ったり、発信することが普通になってきました。
手書きで字を書く機会がめっきり減っているのです。
それにもかかわらず、今、万年筆の人気が上がってきているのですって。
私も万年筆が好きで現在10本持っております。
(1,000円程度の万年筆の場合、キャップが割れたり、
色々な理由で処分してしまうことがあるので、
本数は変動します)
改まった手紙を書く時には、デルタ社(イタリア)のドルチェビータ。
普段、メモ帳に走り書きする時には、
ONLINE(ドイツ)のエアーを使用しています。
最近、カリグラフィー用の万年筆を衝動買いしてしまいました。
PILOT(日本)のプレラです。
それ以外はペン先が細いので、
スケジュール帳などに使用しています。
それぞれインクの色が違うのです。
私が万年筆を使い始めた大学生の頃(今から30年ほど前)は
万年筆のインクの色は、黒、ブルーブラック、赤ぐらいしか
バリエーションがなかったと思うのですが、
最近は本当に色が豊富で楽しい。
色の分だけ、万年筆が欲しくなります。
困ったものだわ。
祖父の形見にもらったパーカー(イギリス)の万年筆は、
キャップに何やら文字が刻印されています。
Wood in this limited edition pen
is a relie of indepedence hall
Philadelphia - 1776
調べてみると、1776年、アメリカ建国200周年記念の
限定版のようです。
6998/10,000
の刻印が入っていました。
世界に1万本しかないっていうこと?
貴重だ!
でも、紫色のインクを詰めて、普段使いしております。
とまあ、このように、万年筆の沼にはまる人は
大勢いらっしゃるのでしょう。
私などは序の口で、もっとたくさん持っておられる方、
細かく使い分けされている方も大勢いらっしゃるのだと思います。
ビバ!万年筆!
でも、こんなに万年筆が好きな私ですが、
万年筆の歴史や構造などはほとんど知りません。
もちろん何も知識がなくても、
万年筆は使えるし、楽しめます。
でも、知識があるに越したことはないです。
私はこの本で特に役立つと思ったのは、
インクの種類や、万年筆との相性について。
可愛い万年筆たちを長生きさせるのに役立ちそう。
ところで、『万年筆バイブル』の著者 伊東道風さんは
架空の人物なんです。
明治37年開業の文房具専門店「伊東屋」さんで、
万年筆やインクのデザイン、販売、修理、仕入れに関わるメンバーが
生み出した人物らしいです。
”道風”の名は、平安中期の能書家、小野道風から頂戴しています。
洒落っ気がありますね。
万年筆愛好家、またはこれから万年筆デビューされる方にオススメの
『万年筆バイブル』をお一人の方にプレゼント!
締め切りは5月31日。
応募要領は下記サイトをご参考ください。
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