悲報 カラス来襲@我が家のツバメ2018 | 茶々吉24時 ー着物と歌劇とわんにゃんとー
我が家のツバメの巣。
今年は卵が5つ生まれ、
全員無事に孵化し、すくすく成長していると、
先週末にご報告しました。
(茶々吉24時 2018年5月27日)
 
その時にも書きましたが、
カラスが近くを飛び回っていることが多く、
心配していたのです。
だけど、ツバメしか通れないように
ネットを張っているから おおごとにはならないと思っていました。
 
それが甘かったと痛感したのが昨日。
 
午前中、ツバメの鳴き声が尋常ではないので、
あわてて飛び出していったら、
カラスが一羽、目の前を飛んで行きました。
そのくちばしに黒いものが咥えられているように見え、
血の気が引きました。
まさかっ!!
 
一羽逃げたにも関わらず、
親ツバメの警戒鳴きは続いています。
 
走って行って巣があるガレージを覗き込むと、
なんたること!
カラスよけのネットの内側に、カラスが居るではないですか!
もちろん、さっき目の前を飛んでいったのとは別のカラスです。
ネットの中に侵入したのは良いけど、
出る時にネットに引っかかって、
慌てふためいて もがいているのです。
そして、そやつの下にはすでに硬直している ひなツバメが!
なんてこと!
 
しかしともかくネットからカラスを追い出さねば。
こんな時に頼りになる夫は、
「バイクでひとっ走り行ってくる」と、
朝から出かけてしまって不在です。
 
手で戦うのは怖いから、傘を取りに走り、
ネットを持ち上げ、下に隙間を作る。
ええい、早く出て行けッ!!
ヒナを襲ったカラスへの憎しみが抑えられず、
ネットから出る前に傘で叩く!
泣きながら叩く。
こんにゃろ、こんにゃろ!
(叩いたつもりでも よけられて、
 カラスには全然当たっていなかった)
 
やっとカラスを追い出してから、
なぜカラスがネットの中に入れたのか、
ということに思いがいたりました。
見上げるとネットがゆるんでいるではないですか。
 
ツバメは通れて、カラスが通れないくらいの隙間しか開けていなかったのに、
くちばしでネットの結び目を緩めたのか、
ネットの上に乗って体重をかけて緩めたのか、
ダラーンと広がっているのでした。
くやしい。
 
逃げたカラスが落としていったままの
ひなツバメの骸が哀れで、また泣けるのでした。
弔ってあげたいと、家に戻り小さな空き箱を手に戻ったら、
逃げたカラスが戻って回収して行ったのか、
骸は無くなっていました。
カラスめ〜!!!!!
 
もちろんカラスだって生きていかねばならないのだけれど、
気持ちがおさまりません。
 
そこにやっと夫が帰ってきて、事態を知りネットを補強してくれました。
 
気になる残された3羽ですが、
巣に入ってはいるものの、
全員瞬きもせず、カチコチに固まっていました。
それはもう本当にカチンコチンで、
ただの物体に見えました。
ショックで心臓が止まってしまったのかと、
哀れで哀れで、また泣いていると、
夫が
「今瞬きしたッ!!」
え?うそ?
 
恐怖で文字通り「固まって」いたんですね。
しばらくしてから見に行くと、
位置が変わっていたりして、
とりあえず生きていることがわかりました。
ああ、最悪の事態にならなくて良かった……。
 
これは土曜日の写真です。
全員ヒヨヒヨの毛が抜け始め、
ツバメらしくなりかけていました。
小さな巣に5匹もいて、むぎゅむぎゅ。
こぼれ落ちそうだったのに……
 
 
これは昨日、日曜の夕方の写真です。
よほど怖かったのね、こちらにお尻を向けている子も。
 
カラスのやつ、これからもきっと狙いに来るに違いない。
これ以上の犠牲は出させないぞ!!
 
 

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