本日2回目の更新です。
私がパーソナリティを務めさせていただいている
エフエムあまがさきの番組
「昭和通二丁目ラジオ」木曜日。

昭和の歌をお送りする番組です。
今年度から、昭和歌謡のちょっと不思議な歌詞を掘り下げたり、
その曲の思い出を語る時間を設けています。

そのきっかけとなったのが あいざき進也さん。
私の中で突然のあいざき進也ブームが巻き起こったのでした。

『昭和のアイドル あいざき進也リバイバルマイブーム』
(茶々吉24時 2018年4月7日)

子ども時代にはよくわかっていなかったけど、
今この歳になって聞くと面白い「昭和の歌詞」を
番組内で深堀りするコーナー。

第1回目は あいざき進也「気になる17才」
第2回目は 郷ひろみ「花とみつばち」
第3回目は 西城秀樹「情熱の嵐」

第4回目の昨日は、あいざき進也「君のハートに火をつけて」を取り上げました。

本当は あいざき進也さんの他の曲を予定していたのですが、
ありがたいことに、局にリクエストが届いていたのです。

初めてメッセージを下さったのは、ラジオネームremiさん。
あいざき進也さんのデビュー当時からのファンで、
なんとお誕生日が あいざきさんのデビュー日と同じ
1月25日なのだとか。

私のブログを読んでくださって、
毎月第一木曜日にあいざき進也さんの曲をかけると知って、
リクエストをくださったんですって。
嬉しいではありませんか。
当然、予定の曲はパスして、「君のハートに火をつけて」を
深堀しましたよ。


歌詞を見ていきましょう。


『君のハートに火をつけて』
  (作詞:小泉まさみ 作曲:加瀬邦彦 編曲:竜崎孝路)

早くしないととられてしまう
今夜の君は美しすぎて
ミディのドレス やさしくゆれて
みんな心 うばわれた


いきなり乙女心をくすぐるシチュエーション。
のちに河合奈保子が歌った「けんかをやめて」もそうですが、
複数の男子が自分を巡って争う、
そんなのやめて〜と言いながら、
嬉しさを隠しきれない、そういう状況から始まります。

ちなみに「し」を「スィ」と発音する癖が
この曲ではかなり顕著で、
冒頭の歌詞は
「早くスィないと とられてしまう」
と聞こえます。
私の耳にはそれも可愛く聞こえるのでありました。

いつのまに 変わったの
内気な君だったのに
こんな気持ち はじめてなのさ
しっとしている僕

これもね、良いんですよ。
もとから男性に人気があった派手な女子、
というわけではないところが。
しかし嫉妬している僕?誰に?

早くしないと とられてしまう
他の男と踊ってる君
みんなの前で奪ってみせる
君のハートに火をつけて


なるほど、嫉妬する相手は、
君と踊っている他の男、ということですな。
この曲は1974年の曲。
ディスコブームの火付け役となった1977年の映画
『サタデー・ナイト・フィーバー』より前なので、
踊っているのはディスコではなく、ダンスホールと思われます。
服装がミディのドレスというのも、ダンスフロアっぽい。
ダンスフロアーの二人を壁際で見ているのかしら。
のちにヒットする大滝詠一『恋するカレン』と同じ状況だけど、
こちらの「僕」は戦闘態勢突入。
メラメラしちゃっています。

『気になる17才』では、
誰よりも君のことが好きなのに
自分から告白することはできず、
いつか気持ちに気がついてくれたら良いのに……
と、イジイジしていた「僕」だったのに、
今やみんなの前で奪ってみせると決意表明するまでに成長。
男らしくなったわねぇ。しみじみ。

君の魅力に気がつかなくて
子供だとばかり思っていた
涼し気な目は 小さな悪魔
僕はすっかり魅せられた
赤いルージュ
耳飾り
何もかもが素敵だ
君が欲しい
君がいないと
もう生きてゆけない


大人にはなったものの、
相変わらず思い込みが激しい「僕」のようです。

リクエストを下さったremiさんは
メッセージの中で
「耳飾りという歌詞が昭和っぽい」
と指摘しておられました。
確かに。
今だったら、イヤリング……いえ、ピアスでしょうか。

早くしないと とられてしまう
他の男と踊ってる君
みんなの前で奪ってみせる
君のハートに火をつけて


この曲のメロディーは
グループサウンズの流れをくんでいるように思えます。
そしてのちに大ヒットを連発するチェッカーズに
受け継がれていったように思うのです。
この曲のイントロと、
チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」は同じ系統だと思うの。

残念なことに、YouTubeなどに
ご本人の歌唱映像が残っていないんですよ。
曲をご存じない方は、iTunesなどで、一部を視聴していただいて、
全体像を想像してくださいね。

このアルバムに収録されています。




【追記 2019/10/31】
動画を見つけて教えてくださった方がいらっしゃいます。
ありがとうございます。
プッチの動きと歌をお楽しみください。

Dailymotion 「君のハートに火をつけて」
ー追記終了ー

ところで、あいざき進也さんのデビューからの流れを追ってみて
びっくりしました。

1974年 1月25日 「気になる17才」でデビューしたのち、
1974年 5月   「シンデレラは6月生まれ」
1974年 7月   「君におくる愛のメロディ」
1974年 10月  「愛の誕生日」
1975年 1月   「想い出のバイオリン」
1975年 4月   「恋のリクエスト」
1975年 7月   「恋のペンダント」
1975年 10月   「君のハートに火をつけて」
と、矢継ぎ早に新曲を発表しています。
すごいワ。


「君のハートに火をつけて」にリクエストを下さった
remiさん、ありがとうございました。
あいざき進也さんの曲をかならずかけるのは、第一木曜日。
次回は6月7日です。
多分、タイトルから予想がつくと思うので予告してしまいますが、
次回は「シンデレラは6月生まれ」を深堀する予定です。



昭和歌謡のちょっと妙な世界観を深堀りした内容のブログは
「昭和あれこれ」というテーマにして投稿します。
これからも一緒に楽しんでいただけるとありがたいです。

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