本日2回目の更新です。

 

星組新人公演を観て参りました。

image

いつ見ても新人公演は、

舞台も客席も集中力がすごいというか、

青春というか…。

まずは見ることができたことに感謝です。

 

私は今回3つも役をいただいた

隼玲央くんをお目当てに出かけたのですが、

隼くん一人が良ければいいというものではありません。

 

主役の天華えま さんに始まり、

軍人や東京の男、東京の女など、

舞台の端々まで、全員の熱意や気迫、

演技や歌、踊り、全てが一つになってこそ、

成功と言えるのだと思います。

 

 

その点『桜華に舞え』の新人公演は、

個々の才能や魅力はもちろんだけど、

非常にチームワークが良く、

見終わって充実感を覚えました。

心から拍手を送りました。

 

ここからは敬称略で失礼します。
 

 

主演の中村半次郎(のちの桐野利秋)役の天華えま。

本公演では松平容保役。
いきなり登場すると戊辰戦争で、

戦火の中、藩士たちに檄を飛ばしていました。

つまりは笑顔がない役なのです。

ところが少年期から最期のシーンまで演じる半次郎では、

泣く、怒る、感動する、恋するなど

様々な表情を見ることができます。

宝塚歌劇の主役はカッコイイ王子様役もありますが、

中村半次郎はカッコイイというのとはちょっと違う。

大きな「愛」を感じさせる役だと思うんですね。

天華さんには間違いなくそれがあったと思います。

終演後の、涙に咽びながらの挨拶も、

私には半次郎が泣いているように見えました。

素敵でした。

余談ですが、ブンちゃん(元雪組トップスター 絵麻緒ゆう)に

似ていると思ったのは私だけ?

 

大谷吹優:小桜ほのか。

声がきれい。歌が聴きやすい。

終演後、天華さんが涙ながらに挨拶しているのを

聞いているときの表情が健気でした。

 

衣波隼太郎:綾 凰華

非常にキュートなお顔立ち。

徐々に運命が分かれていく悲哀がにじみ出ていました。

西南の役のさいちゅうに郷里に帰ったあとのシーンや、

半次郎の亡骸を抱きしめて叫ぶシーン、

悲しみの中でも声が割れず、

セリフが明瞭だったのが素晴らしい。

郷里でのシーンでは、客席で涙している人多数でした。

 

会津藩士 八木永輝:紫藤りゅう

私はもともと、ニコニコ笑顔の男役さんには魅力を感じず、

何かを憂えている表情の男役さんが好みです。

八木永輝は会津の残党として、

仇 中村半次郎に復讐することだけを生き甲斐にする男。

黒髪、憂い、長身、あら男前〜。

目の保養でございました。

 

竹下ヒサ:真彩希帆

ずっと田舎暮らし、田畑を耕してばかりなので、

おしゃれはしていないんですが、なんだか可愛い。

芝居もしっかりしていて、いいわ〜。

と思ったら、私、『ガイズ&ドールズ』の新人公演でも

真彩さんのことを可愛い、可愛いって言っていましたワ。

どれだけ好みなんだか。

茶々吉24時 2014年9月8日

「星組『ガイズ&ドールズ』新人公演観劇

 

西郷隆盛:音咲いつき

もともとの西郷どんが偉大すぎるし、

本役さんもうますぎるので、

どうなることだろうと心配したけれど、

落ち着いたセリフで安心させてもらいました。

 

あ、美人がいると思ったらそれは綺咲愛里。

また、最後のシーンでアオサギを踊った動きがきれいな人、

誰だろうと思ったら水乃ゆり と判明。

今後注目せねば。

 

これ以外は、お目当ての隼玲央くんを見るのに必死で

目を配ることができませんでした。すみません。

 

隼玲央くん。

新人公演の配役発表では、

会津中将 松平容保、中村半左衛門、中原尚雄と、

三つも役をいただいた…

と驚きつつも喜んでおりました。

茶々吉24時 2016年8月12日

「星組新人公演 キャスト発表に嬉しい驚き!

しかし、蓋を開けてみると、

人数が足りない新人公演なので、

それ以外にもいろいろな場面に登場。

忙しかったです!

まずは何と言っても松平容保。

会津陥落のシーンでは、

舞台が暗い間にセリあがっているのがほのかに見え、

ライトがついたら、舞台中央、

セリの真ん中に立っている!

うおー!!

セリフの声が予想以上に良い!

松平容保は戦の中で、

この戦の義は会津にあるのだと大声で檄を飛ばします。

本公演を観たときに、結構長せりふだし、

テンション高いまま叫ばないといけないし、

途中で声がひっくり返るんじゃないかとか、

もうほとんど保護者的な心配をしていたのですが、

そんなことはなく、無事に長セリフを終えました。

松平容保はお殿様らしく、

立派な衣装を身につけているのですが、

よく似合っていましたわ〜。

私の個人的な好みとしては、

ビジュアル的には松平容保の隼くんが一番好きっ!!

 

一旦退場したら、今度は中村半左衛門として登場。

若干カツラが照り気味に見えたのは気のせいかしら。

ここは気楽な次男坊ぶりが可愛かった。

等身大の隼くんに見えました。

 

次に出てきたときは、東京の男。

青い格子の着物を着た少年。

初子役だそうで。

 

中原尚雄は出番は少ないものの、

政府と薩摩の関係をお客様に伝える大事な役。

拷問のシーンではお顔に傷があり、

こういうのを顔に貼るのも初めてのことかも、

と思いました。

また、死んだ後セリ下りがあるのですが、

これも初のことと聞いて、

またまた保護者根性(?)がむくむく。

「大丈夫だろうか、

ちゃんとセリの中に倒れるだろうか?」

大丈夫でした。ちゃんと枠の中に倒れて、

無事奈落に降りて行きました。

 

その後、油断していたら、

政府軍になって再登場。

しかも、階段の上に立つ半次郎(桐野利秋)と斬り合いに!

しばし刀を合わせる間、

半次郎のスポットライトに入っていて、

横顔が輝いて見えたのには感動しちゃった。

もちろんすぐに半次郎に斬られちゃうのですが、

客席に背を向けたまま、

階段に倒れ伏し、屍体と化す隼くん。

そういう姿を見るのも初めてで、

思わず「ちゃんと死んでる」かどうか

オペラグラスでチェックしてしまいましたよ。

 

大団円では、中原尚雄として登場してきました。

うーむ、もう一度松平容保を見たかったけど、

芝居上、しかたないわよね。

もう一度あのお殿様姿を見たいなら、

東京での新人公演に行くしかないのね…。

 

しかしなんという盛りだくさんな。

私にとってこの新人公演は「隼祭り」でした。

ああ、満足、満足。

 

それにしても星組若手の結束力に、

星組の将来はますます明るいと思いました。

星組万歳。

 

 

ブログランキングに挑戦しています。

もし記事を気に入っていただけたなら、

ポチッとクリックよろしくお願いします。

 


人気ブログランキングへ