

Jリーグ草創期、「三浦」と言えばもちろんカズこと三浦知良選手がいて、次に思い浮かぶのがヴェルディの
ライバル、横浜マリノスにいた三浦文丈(ふみたけ)選手。そして95年、そのマリノスとホームタウンを同じく
するフリューゲルスに入団したのが三浦淳宏選手でした。なので、三浦淳宏を呼ぶときはフルネームでした。
それか、新聞紙上の表記で「三浦淳」と書かれていたため、「みうら・あつ」で留める呼称が一般的でした。
僕はフリューゲルスサポ-ターではないので、三浦淳宏の愛称「アツ」に到達するには、その新聞紙上の
呼称の延長線上で考える方が、イメージしやすいです。
フリューゲルスがなくなった後は、マリノス、ヴェルディ、神戸を渡り歩き、横浜FCで引退する、と。
こうして引退試合を開催できるのは、フリューゲルスがない今となっては横浜FCがあるおかげでしょう。
カズの件といい、横浜FCは不思議なクラブです。それはさておき。アツの実績は言わずもがなです。クラブ
のみならず、日本代表でも活躍しました。フリーキックはもちろん、あらゆるポジションでプレーできる
ユーティリティぶりが本当の価値です。パワーとテクニックと、気持ちを兼ね備えた名プレーヤーでした。
どのクラブにいても、他の選手たちの手本となっただろうなと思います。
FC東京との思い出と言えば、なんといっても2001年開幕戦、味スタこと東京スタジアムのこけら落とし。
ヴェルディとの東京ダービーで、東京スタジアム初ゴールとなった魔のフリーキック直接ゴールです。
唯一無二といっていい思い出ですね…。あれは悔しかったです。あの試合は呂比須ワグナーの2ゴールで
逆転勝利をおさめ、辛くも東京スタジアム初勝利を手にしたからこそ、思い出として語れるのですが、
そうでもなければ悔しくて口にも出来ない思い出になったでしょう…。
やられたからこそまた思い入れも深いですね。
三浦淳宏選手、お疲れ様でした。


