イメージ 1
U-20ワールドカップ、ルヴァンカップ、ヨーロッパ各国リーグの最終局面に土曜のJ1・J2…。
ワクワクする試合は家にいてもたくさん見られる状況で、リーグ平場の甲府戦はどうしても地味。
日曜の夕方まで試合を引っ張られ…気持ちを鼓舞して味スタに行きました。
どんだけネガティブで面倒くさがりなんだと。いけませんね!(笑)

試合も…まあ過去スペクタクルな戦というのはないわけで…(まだ気が乗らない感じ・苦笑)。
それでも相手がならば、十分勝機はあると思っていました。なにしろ今年こそはこの補強、
メンバーです。なんとか甲府の堅陣をこじ開け、勝利をつかんでくれると期待しておりました。
しかしサッカーというのは分からないものです。結果から言うと、ドローで終わってしまいました。

開始2分でが先制ゴールを決めたのも少々意外でしたが、その後の時間、88分間をもってして
追加点を奪えなかったというのは、やはり効果的な攻撃の形を作れなかったということだと思います。

【目指すサッカー、僕らが見たい今季のトーキョーとは】

この日のメンバーは、トップにウタカを起用、嘉人に、東慶悟と永井。ボランチは高萩と田邉。
ディフェンスラインは右サイドに室屋でした。水曜日のルヴァン柏戦から米本、橋本、翔哉に阿部
決勝点を挙げた前田といったメンバーが入れ替えられていました。ウタカは実力で言えば今季の
ファーストチョイスであることは間違いないと思いますが、膝をテーピングしているように、やはり
トップコンディションではないようで、この日は不発に終わってしまいました。

今季補強の目玉であり、東京がリーグを制覇するための大きなキーが、であることは
異論のないところだと思います。実績十分、まして「キャリアの中で足らないもの、優勝をつかみ取る
ために、慣れ親しんだ川崎を出て東京に来た」とまで語った嘉人の思いと、東京の利害は一致します。
パサーがいないと活きない、という理屈然とした声もありましたが、仙台で見せたように、攻守に
走り回って貢献し、結果的にゴールも奪うという「形」があることも証明済みです。せっかく仙台で
見つけたスタイルを、続けられないものなのでしょうか。出来るはずなのにと、見ていて焦れます。

メンバーに関しても、ルヴァンカップとのターンオーバーは仕方ないと思うのですが、翔哉の攻撃性や
米本の献身性は、常にチームの軸に据えておいて欲しいと思ってしまいます。林、太田、森重のように、
代えが利かない選手を軸にしっかり据えて欲しいと思うのです。それが11人そろえばベストですし、
2,3人入れ替わったとしてもブレないチームの雰囲気というか、キャラというか…そういうものですよね?
理想を言えばエンブレムの下、誰が出てもトーキョーのサッカーが出来るというのが理想なのでしょうが
トーキョーのサッカーを体現出来るメンバーを、並べて戦って欲しいです。

トーキョーのサッカーってなんなんでしょう。それは、年配のプレーヤーから引き継がれていってもいい
でしょうし、若い選手たちが作りあげていってもいいでしょう。形になったその先は、サポーターが
見てくれるでしょう。そうやって、FC東京は歴史を積み重ねていくんだと。来年でFC東京になって20年。
いまだリーグは獲れていないわけで。みんなで考えてもいいのでしょう。
みんなでトーキョーの話をしましょう。

---
2017年5月29日(日)16時KO 東京・味の素スタジアム
 1-1 
【得点】
【東京】林、室屋・森重・丸山・太田、田邉・高萩・永井・東慶悟・大久保、ウタカ
交代は永井→阿部、東慶悟→中島、ウタカ→前田