


ようで、納得いかないです。勝つべき試合を勝てなかったこと。その悔しさが全てです。東京、どうした!?
【自らの形見失い、相手に主導権を渡す】
先制したのは東京。前半8分とかなり早い時間でのゴールに、大量得点での勝利へ期待も高まりました。
札幌にボールを持たれても最後の一線で跳ね返せばよいと。クロスが入ってきても、都倉に注意して
おけば良いと。あとは個々の局面でしっかり闘えば、逆転負けというのもそうそうないだろうと思いました。
…ところが!!です。
東京は自らペースを失ってしまいます。先制点の後も、相手のクロスを何度も都倉に合わせられていた
のが気になりました。相手がボールを持ったときに全体的にラインが引きすぎて、やすやすとクロスを
あげさせてしまっているように見えました。球際で勝てなかったのも大きいのですが。それもやはり前線で
攻撃の形が明確になっていないからではないかと気になります。
この日、大久保嘉人はトップに貼りつくことなく、どちらかと言えば阿部拓馬の方が前にいて、大久保は
その後ろでボールを受け、攻撃のリズムを引き出すことに注力していました。相手ボールになると
大きく手を広げて、味方にポジションをとり直すことを指示したり(写真参照)、司令塔に徹したようです。
しかしボールを奪ってからどう繋げるかが明確にならない中、サイドに場当たり的に出しても札幌に
「デュエル」に持ち込まれ、迷いが生じてくると球際でも負け始め、ついに札幌の選手たちが余裕を持って
ドリブル、ボール回しを繰り出してくるようになってしまいました。東京の選手たちはかなりやりづらそうな
展開で、前半終了間際、注意すべき福森のキックで、セットプレーから追いつかれてしまいます。
【為すすべなく、シュートも打てず、パスすらまともに繋げられなくなり…敗戦】
気持ちで上回られるとそこはアウェー、一気に札幌が勢いを増していきました。軽率な警告を受けた
田邉に代えて後半アタマから梶山を投入。それでも攻めあぐねると見るや早めにウタカを投入して
パワープレーに出ざるを得ません。結局、ウタカのパワープレーしかない、いまの東京なのです。
しかし勝ちたい気持ちを前面に押し出して戦う札幌を相手に主導権を取り返せず。当たり負けした
ウタカは足を痛めたのか、その後はコンタクトプレーでもほとんど力を発揮できず…そもそも走ること
すらできないような体たらくで足を引っ張りました。59分に、棒立ちになった東京DF陣の間をぬって
都倉が決勝ゴールを決め、札幌がリードすると自陣にドン引きといった状況。いくら動いてもスペースが
生まれない中、選手たちは段々と走ることすら諦めたかのようでした。いくら声を挙げても選手には
届かず。そのまま、無様に敗戦を喫してしまいました…。後半45分の東京の出来は、過去稀に見るほど
酷いもの。気持ちが折れたかのように、あんなに走らない東京は久々でした。
【引いた相手をどう崩す?もっと走って、仕掛けて、シュート打て!】
後半の東京を見るにつけ、この試合に限っては本当に失望させられました。札幌を崩せないばかりか、
何とか崩そうという意図すら最後は見えなかったからです。中盤での無駄走り、サイドでのオーバーラップ、
気迫のこもった走りや守備ないまま…足元から足元へのパス交換。受け手に前を向かせない札幌DFを
はがせず、バックパス。ひたすらやきもきする展開でした。「シュート打て!」「走れ!」「動け!」「頑張れ!」
祈るような気持ちで声を張り上げましたが…ご覧の通りの結果に。引いた相手を崩し切れませんでした。
これが、ある程度前に出てくる相手ならばスペースもあって、違うのでしょうか。川崎には3-0で勝利した
のですから、同じメンバーで戦って問題があったとすれば戦術でしょう。それがはまらないから、選手たち
の気持ちも折れてしまったと。次節浦和、息つく暇すらないような強力な相手です。出方をうかがうには
まず失点しないでゲームに入ることからですね。反発に期待します。
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2017年4月8日(土)19時KO 札幌ドーム
東京 1-2 札幌
【得点】東慶悟
【東京】林、室屋・森重・丸山・太田、田邉・橋本・東慶悟・阿部・中島、大久保嘉人
交代は田邉→梶山、中島→ウタカ、東慶悟→徳永