FCが開催した、東京・亀戸での意見交換会に参加してきました。SOCIO限定のイベントです。
このようなイベント、前回は7年前、当時村林社長だったとき以来ですから、ずいぶんと久しぶりです。
ちなみにそのときのレポートは以下のリンクにあるとおりです。
 ■2007/11/26 『SOCIOミーティング in 亀戸~その1~3』
前回はミーティングの内容を詳細に文章に起こし、クラブから暗に「そういうことはやめてくれ」と
指摘を受けました。どうしても個人の主観が混じった文章になってしまうからです。
今回は、意見交換会でのQAの内容を詳細に記すのではなく、その内容を踏まえ自分なりの主観を
述べてみたいと思います。意見交換会の内容は直接的には関係ありません。あしからず。
 
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・前提:クラブへの総合評価…大きな不満はなし。
阿久根社長が推進する「自という理念ありきの経営、組織作りに大いに賛同します。
現社長の阿久根氏は就任直後から「自立」というキーワードを理念として打ち出していました。経営に
理念は不可欠であると考えます。こんな形で理念を打ち出せるのは、東京ガスで野球部監督、本社で
人材育成や株主総会(つまり経営企画・管理業務)に携わってきたからだと拝察します。
2015ビジョンの振り返りを行う上では目標数値の達成と同時に、この理念の推進をどれだけ図れたか
ということが基準になります。他に、阿久根社長の基本的な考えは、以下のリンクから読み取れます。
 ※都政新聞(2012.7.20号) http://www.newstokyo.jp/index.php?id=463
 
・クラブ経営のほとんど全ての命運を握る、トップチームの強化
クラブのブランド価値を高めるにはタイトルの獲得が不可欠です。2011年以降では天皇杯を制覇した
ものの、リーグ優勝は経験なし。クラブとしても悲願と据えて注力していくべきはリーグタイトルです。
「自立」というキーワードと照らせば、ピッチでのプレー、小平での振る舞いを見るにつけ疑問符が
つく選手も散見されると思います。今季を振り返ってみればリーグ中盤の「14試合負けなし」という
のが大きな成果であると。とりわけ特徴的なのは以下の試合などです。
 
いつもで言えば「いい人トーキョー」で負けかねなかったアウェーのセレッソ戦、鳥栖戦。
両チームとも直前に監督が解任。さらにその後のホーム浦和、カシマ、等々力でのドロー。
これまでだったら負けでもおかしくなかった試合を、負けなかったことは、進歩が見られる。
また、「客が入ると勝てない」という点においても、4万人を集めたセレッソ戦で完勝できた。
チームは少しずつ進歩し「自立」を体現しつつあるというのが、現場の手ごたえのようです。
 
終盤で勝てない試合が続いたのは、まず相手が東京のサッカーを研究して手を打ってきたこと
あるようです。中盤三枚で、とにかくを走らせて食いつかせてというサッカーに対して、では米本に
当たられる前にボールをさばいてしまおう、というような対応がひとつ。羽生がトークライブで言っていた
のは、空いたスペースを有効に使われてしまったときに、対応が不明確だったというのがひとつ。
 
さらに代表組に関しては、初招集となった武藤・太田、ようやく定着しかけてきた森重は、慣れない
代表との二重生活に際し、合宿に行くとどうしても自分たちの「全てをはき出して」きてしまうため、
チームに戻ったときに十分なパフォーマンスを発揮できないような状況にあったと。
 
それらについても、選手の中に「14戦無敗」は経験として残った。すなわち来季はこの経験を活かして
臨めるわけで、このまま順調に「自立」が進めばかなり期待できる、というのが大まかな現状の戦力分析と
来季の展望と言えます。
 
(つづく)