日刊スポーツに派手な見出し。「FC東京、シャビ獲得へ、リストアップ!!」
 
東京、なかなかやりますよね。デルピエロ、チラベルト、ネドベド、ラウール。
さまざまなクラッキが新聞上では「獲得の可能性」を報じられてきましたが、いずれも実現していません。
実現しないのにこういう報道が出るんですから、サポーターが思う以上に、マスコミの間には首都の
ビッグクラブ感みたいなものが、あるのかもしれないと思わされます(笑)。
 
報道に乗る形で、シャビ獲得を妄想するならば…中盤のパサーが超一流としても、その受け手、
フィニッシャーの問題をどうするかという課題が残ります。試合を決めるのはこの人たちです。
もっとも、武藤によりフィニッシャーとしての完成度を求めるならば、シャビはとてもいい補強でしょう。
そうでないならば…シャビは最優先事項とは言えないと思います。中盤のタレントはそろっています。
同学年の羽生や将来の希望の星、東慶悟の出番が、いよいよなくなってしまうのではないでしょうか。
ましてスペイン、ティキ・タカは世界の潮流の中では今まさに落ち目どき。考えてしまいます。
 
シャビはイニエスタと一緒にいることで、その力を何倍も増していますから、パートナーも必要です。
むしろシャビ・アロンソ、バイエルンで猛威をふるい、スペイン代表の中でも今なお「旬」を維持し続ける
勝ち組選手のイメージですが、あの展開力、アンカーのレベルアップはそのままチームの力を何ランクも
上げることになるでしょう。
 
つまりシャビ一人が来ても、何も解決しない可能性は十分あるのです。そういうことは今季のセレッソ
証明しています。ウルグアイの至宝、ワールドカップMVPのフォルランを獲得しながら、J2降格の危機に
瀕しているのです。お金をかけても勝てない、そんな悪しき前例を築きつつあるのです。スター不在で
人気凋落が叫ばれるJリーグにとって、セレッソの失敗は大きな逆風になりかねませんが、さてその
状況を見て、我々も学ぶことができましたよね。大物獲得だけでは、何も解決しません。シャビでも
誰でも来ればいいと思いますが、それだけでは、意味がない、もうそれが、スタンダードというものです。