昔、アビスパ福岡のピッコリ監督が、試合後に相手サポーターのところに行って、サポーターに対して
キレて食ってかかるということがありました。そのときにピッコリ監督(アルゼンチン人)が言った理由の
説明が標題のコメントに関連するものです。
彼は私に死ねハゲと言った。死ね・ハゲの日本語での意味なら私でも分かる。
これをして、いわゆるピッコリの「死ねハゲ」事件と発します。
清水サポーターの一人が、ピッコリに向かって「死ねハゲ」と罵ったことに、当人が怒ったというものです。
事件が起こった試合は2000シーズンの清水戦で、試合は福岡が勝利しています。この話にはいくつかの
解釈があるようです。まずピッコリ監督はプレイヤーとしても日本生活が長く、日本語を理解できるという
前提があります。つまり、外国人とは言えうかつにハゲとか言うと、通じちゃってることもあるよな、という
ものです。きっと日本人の同僚が面白がって呼称に使ったり、意味を教えたりしているのでしょう。
その上で事件の本質、原因はどこにあるのかを考えます。まず清水サポーターを擁護する視点から。
ピッコリは「ピッコリ大魔王」というあだ名がつくほどの武闘派の鬼監督。そのピッコリが福岡に植えつけた
いわゆるカンフーサッカー風の武闘サッカー。余談ですが、これによりFC東京のケリーが中払にあり得ない
巻き込み式転倒からの肘ポッキリをくらうことにもなったわけですが…そのカンフーサッカーに対する
清水サポーターの怒りのヤジだった、というものです。これは、上記の理由によりFC東京サポーターとしては
清水に一票を投じたくなる気持ちはあります。
次に、ピッコリ擁護の視点。ピッコリは、その言葉を発した者が非常に若いサポーターであったそうです。
子供だったという説もありますが、それに対してピッコリは、「一言言っておかなければならないと思った」
というような主張を展開しています。つまり、サッカー場には本来ふさわしくないファンの行動を、たしなめる
意図があったというものです。これに対しても、サッカーファンとして同意できます。
いずれにしろ、「死ねハゲ」などと、決して言ってはならないということですね。
うん、気をつけよう。明日のセレッソ戦。