今季のJリーグは4試合を消化、FCは未勝利で勝ち点2、順位は16位に沈んでいます。
気が早い人の中には「このままじゃ降格だ!」「マッシモでいいのか!?」という方もいそうな雰囲気で、
大方のファンをイラつかせたりしています。
 
しかしこのタイミングだからこそ、すべての東京に関わる人たちに聞きたいことは、降格に関する話です。
というのは、「2010シーズンのJ2降格のとき、何をしましたか?」ということ、その結果何が足りなくて
降格にいたってしまったのかということです。選手、クラブ、サポーターそれぞれにいろいろな思い出や
考え方があるでしょう。あの時のことをきちっと整理して振り返り、検証し、自分の中に取り込むからこそ、
次にそういうピンチが訪れた際にどうふるまうかの道標になり、さらにその先の検証に役立つはずです。
 
選手だったら「あの試合で、もう少し落ち着いてプレーしていれば…」とか「あのシーンで相手にかわされて
いなければ…」とか「あのシュートを決めておけたら…!」とか、はたまた「あの試合の前日こうしておけば」
などと思うのかもしれません。クラブの方だったら「あの試合の前に、こういう発信をしておけば…」なんて
思うのかもしれません。サポーターはそれこそ「あの試合、現地に行っていけば…」とか「小平に行って
もっと選手と話をしていれば…」とか、あるいは「あの試合、あのときああいう応援をスタンドからしていれば」
とか、自分はもっと応援を頑張れたのではないか?と思わないはずがないと思います。
 
私個人でいえば、ワールドカップで南アでの現地観戦という4年に一度のイベントを終えて、さあ東京と
なり、「やばいぞ」と気づいてのは9月でした。当年は城福体制3年目、前年には米本がブチ込んで川崎を
一蹴(ステキな思い出…)してのナビスコ制覇。優勝こそすれ降格などと夢にも思っていないような時です。
7月後半の湘南戦から2ヵ月弱、東京は勝利を手にできず9月18日の第23節・アウェー磐田戦を迎えた
ところでサポーター魂が燃え上がり「残り12試合、全試合に足を運ぶ」、決めて乗り込んだのでした。
試合前ゴール裏に村林社長が来て、意気上がったものの惜敗…翌日曜日、城福監督の解任がリリース。
翌週大熊さんに代わってからさらに2ヵ月、西京極で終焉を迎えるまで…いつも以上に東京のことを
考えましたし、誤解を恐れずいえば、サポーターとしてはこの上なく充実した日々を送りました。
 
ピンチの時こそ、真剣にチームのためにできることを考える。そうありたいものです。であるならば、
降格について語っておくべきでしょう。あの時、東京ゴール裏はブーイングはしませんでしたよね。それが
良かったのか悪かったのか、検討することです。もっとも先日の川崎戦のように、ブーイングをやるべき
時はやるということは証明されたのですが。徒らに口にしても、タブーにしてもいけないことですよね。
純粋に、「貴験」です。
 
チームが苦境にある今こそ、降格を語るべきです。真剣に東京と向き合った時間について。たっぷりの
皮肉と、2冠を獲った2011-12(!)シーズンの思い出と一緒に、笑顔で。そうすれば今自分ができること、
やるべきことが見えてきます。サポーターの目的はひとつですから、そこで見えてくるものは周りの人とも
そんなに変わらないはずです。つまり、ひとつになれると思っています。
そんな気持ちで、日本平へ!!