イタリアは、90年代のサッカーファンにとっては最高のサッカー大国、夢の「カルチョの国」でした。
当時はフジテレビでも言っていたように、セリエAこそまさに「世界最強リーグ」。一流選手の終着点は、
イタリアだったわけです。スペインもドイツもイングランドも、到底及ばなかった華やかな90年代セリエA。
そんな憧れのカルチョの国から、Jリーグにやってきた選手も何人かいました。一番は得点王にもなった
90年イタリアワールドカップで、アッズーリのスーパーサブとして「救世主」のあだ名をそのまま関するに到った
サルバトーレ・“トト”・スキラッチです。ゴン中山とのゴン・トト2トップは、昇格間もないジュビロの代名詞。
その後ドゥンガが来てジュビロの黄金時代は到来するのですが、その走りとなったのはスキラッチの貢献も
小さくなかったと思います。
さらに、静岡のライバル、エスパルスにどういうわけだかやってきた、こちらは我々にとってもど真ん中世代、
94年アメリカワールドカップのイタリア代表メンバーでもある“伊達男”ことダニエレ・マッサーロ。前所属が
ロッソネロことACミランだったのがインパクト大きかったです。ミランのFWがJにくる!衝撃でした。もっとも、
ゴールは唯一といってもいいスーパーボレー。アーリークロスを左足でアウトにかけて綺麗にスライスさせた
ゴールは、イタリアの雰囲気を感じるには十分でした。すぐに退団してしまいましたがね…。あと一応浦和に
いたジュゼッペ・ザッペッラという怪しいDFが、イタリア人でした(笑)。まゆ毛が濃くてロン毛で怪しかったです。
そんなイタリアから、Jリーグ初の監督就任!しかも我らがFC東京に!!ザッケローニに続いて!!
そう、その人こそがマッシモ・フィッカデンティであります。チェゼーナ時代の長友の恩師で、強化部長の
立石さんとも親しく、タレントのパンッツェッタ・ジローラモ氏とも親友の間柄とか。おお、セリエAダイジェスト!
髪をペッタリ固めてちょっと緊張したような、目鼻立ちのクッキリ感はFC東京初にして大失敗した外国人監督
ブラジル人のアレッシャンドレ・ガーロ氏をほうふつさせますが(縁起でもないですが)、なにしろ戦術大国
イタリアからボスがやってきたというので、内心小躍りしています。ザッケローニもやれていますし、きっと
僕らには思いもつかないようなサッカー観に基づく采配をふるってくれるはずと期待しています。
楽しみすぎて、明日のチーム始動日は小平グラウンドに、観覧に行こうと思っているくらいです。
チャオ!マッシモ!!なんて感じで。今年の東京ファンのあいさつは、チャ~オ!!でキマリです(笑)。