『ゼロ・グラビティ』が好評というので、サンドラ・ブロックの映画を観たくなり、そう言えばアカデミーにノミネート
された作品が最近あったよな、と思って借りたのが『幸せの隠れ場所』。サンドラ・ブロックは主演女優賞で
オスカーにノミネートされたんですね。
 
実話がベースになっていて、実在するNFL選手、マイケル・オアーと、その後見人となった夫婦の話。
サンドラ・ブロックは家もなくさまよっていた黒人、ビッグ・マイク(=マイケル)を家に呼びいれることから
奇跡が始まります。彼は実は才能があった。しかし、彼を取り巻く環境が、彼を幸せから遠ざけていた。
それは、その人が選べない生まれ落ちた家庭、階級、環境。
良い教育、良い環境を与えることで、マイケルは才能を開花させていきます。並はずれた体躯を活かした、
アメリカンフットボールの才能に目覚めるのです。かすかな疑念も、周囲の人々のまっすぐな生き方に
よって昇華されていき、本当の幸せをみんなが手に入れるのでした。
 
サンドラ・ブロックは信念を持ち、マイケルにおせっかいなほど世話を焼くテューイ夫人を演じています。
彼女は裕福な金持ちで、ごく自然な人間的な感情から、マイケルを拾い上げるのです。人のために、そこまで
やるのか?誰かに非難されたり、うまくいかないことがあると、彼女の心にも疑念が押し寄せます。
何のために?私は本当に良い人間なのだろうか?
それも、最後にはすべて報われ、幸せが訪れるのです。心が暖かくなる映画ですね。さあ、次は映画館です。
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