


あっという間に今年最後のアウェーゲーム。相手は柏レイソルです。思い起こせば今季開幕2試合目、ホーム
開幕戦で東京は、このACL出場チームに3-0と完勝、出来過ぎ感のあるシーズン立ち上がりを見せました。
そして、先日のルーカスの引退表明。アマラオと重なるルーカスが最後のアウェーを戦うのは日立台。そうです、
アマラオがリーグ最終戦で2ゴールを叩き込み、逆転勝利を収めた場所。同じようなシチュエーションです。
気付けばあれから10年の月日が経っていました。この日も前半終わって0-2。そこまでは、一緒でしたが…。
【前半押し込むものの、不用意な2本のPK献上で大きな不利を背負う】
冒頭述べたように、前半終わって東京は2点のビハインドを背負います。失点はいずれもPK。2本も相手に与えて
しまうのというのは、サッカーの試合では非常に珍しいでしょう。まして前半、試合を優位に運んでいたのは
東京でした。スタメンは権田、森重、チャン・ヒョンスと、代表組をズラリ並べたベストメンバーでした。柏の早い
カウンターも、守備陣がカット。森重は安定していました。前に出るディフェンスで果敢に奪い、ロングボールも
無理せずゴールラインに逃げるなど、盤石でした。上がった穴は米本が埋めており、奪ってからのつなぎでも
機能していたと思います。そうしてシュートも打てていたので、先制されるまでは安心して見ていられました。
1本目のPKは38分。クロスの折り返しがエリア内、長谷川アーリアの手に当たってハンドの判定。当たった
瞬間、ピッチ内もスタンドも、一瞬「ハッ!」となるのが分かるようなハンドでした。笛が鳴って、ああ~…と。
驚きました。アウェーで先に失点、特にPKというのはやっぱり重いですね。切り替えてもう一度、ペースを作る
必要がありました。サポーターも同じです。失点から間もない前半ロスタイム、今度はチャン・ヒョンスでした。
ヒョンスはそれほどボールタッチがうまいとは思わないのですが、最終ラインで切り返して相手をはがそうと
したり、危ない場面が見られます。この日も前半、左右に2回切り返しているうちに相手に間を詰められて、
危ないシーンがありました。2本目のPKシーンも、ボールをもつヒョンスが工藤に詰め寄られて、一瞬
タッチが怪しくなったところで相手を背負う形になり、もつれて転んでのPK献上でした。過失的な印象です。
いずれのPKも田中順也に左隅に決められて、不運な形で0-2となり、ハーフタイムとなりました。
【後半石川、東を中心に果敢に意地の攻撃を見せるも…さらに失点し日立台に散る!】
しかし0-2はこの日に限っては吉兆(笑)。ルーカスの爆発を待ちました。かくして気合を入れ直した選手たち、
後半のピッチで倍返し!といくはずだったのですが…1分でした。三田に代わって投入された高橋秀人が
バックパス。権田がダイレクトで蹴り返したボールが飛ばずに、目の前にいた工藤に渡ってしまいました。
工藤は難なくボールを蹴りこんで3失点目…あり得ないミスから失点を重ねてしまいました。勝つには4点。
ラクなわけがありません。ピッチで起こったように開き直ったのがルーカスでした。ドリブルも荒くなり
ボールを奪われて冷静さを取り戻しましたが、トップに張り付いてチームを鼓舞しました。
完全に攻撃シフトに切り替わった東京、東慶悟もウラへ抜け出して果敢にシュートを狙うなど、良い攻撃が
続きます。フリーキックも太田がポストに当てたり、早い時間で1点返せばまだ分からないような雰囲気でした。
それでも生まれないゴール。58分、渡邉千真に代えて、いまキレキレの石川直宏を投入しました。ナオがまた
最高!!負けている状況で果敢に仕掛け、ウラを突き、チャンスを作り出しました。しかし柏の選手たちも
3点差あれば元気です。前半は足を溜めていたのかと思わせるような、後半の運動量でした。きちっと
カギをかけてきました。
東京は、それまでスペースに飛び込み、シュートを打てどもゴールが奪えなかった東慶悟をあきらめ、3人目の
交代カードとして平山を投入します。その後石川がキーパーの鼻先に出されたパスを、キーパーと交錯しながら
押し込んで意地の1点を返しますが、クロスも平山が合わせられず…。中央で転んでファウルアピールを
している姿にはガクッときてしまいました。それはないだろう、と。石川がケガを省みないような飛び込みで
意地を見せたのに、それはないぞ!!と。試合はこのまま、1-4で柏に4失点大敗を喫してしまいました。
【展開の不利が全て。内容は悪くない…味スタで、ルーコンに勝利を!】
前半も立ち上がりから押し込んでいましたし、後半追いかける攻撃もなかなか迫力があったと思います。
内容は悲観するべきものではないと感じました。PK2本、そんなハンデをつけたら負けますよね。さらに権田の
チョンボも重なる悪循環が全てです。もっとも、それにしたって自分たちのミスなのですからそれも含めての、
結果と実力というわけですが…。次週は今季リーグ最終戦、去年と同じ味スタでの仙台戦です。
ルーコンのために、勝ちましょう!!それだけです。
攻めて、勝つ!6ゴールの内訳は…千真、東、アーリア…そしてルーカスの2ゴールに、ネマ!こんな感じで
終われたら最高ですね。天皇杯との駆け引きなんていらないです。愚直に、勝利を目指しましょう。
---
2013年11月30日(土)17時キックオフ @日立柏サッカー場
東京 1 - 4 柏 得点:石川
スタメン:権田、徳永・森重・ヒョンス・太田、米本・アーリア・東・三田・ルーカス、渡邉千真。
交代は三田→高橋秀人、渡邉千真→石川、東慶悟→平山。
交代は三田→高橋秀人、渡邉千真→石川、東慶悟→平山。
次週最終節、ルーコンのために、勝つ!!