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今季のサッカーは完成し、前節新潟戦では手堅い勝利をおさめた東京でしたが、甲府戦では甘さを見せました。
徳永が同点ゴールを決めてなんとかドローに持ち込んだものの、甲府は15位。その相手にこれでは、先が
思いやられます。最初から勝つ気で臨むこと。この教訓を、残り4試合と天皇杯で活かしてほしいです。
 
【守備的な甲府にお付き合い、スロースタートで先に失点】
甲府は夏以降、チームの攻撃の要としていたFWパトリックを累積警告で欠いていました。前線の起点を失くし、
身長が低いジウシーニョがトップを張って、平本以下2列目以降の選手たちが絡んで動く、ゼロトップとは
言いませんが流動的な攻撃布陣。分かりやすい起点がないため、個人の力で上回る東京に死角はないはず
でした。甲府の選手たちは、今季味スタの試合で東京に4失点を喰らい大敗を喫しています。甲府の今節までの
失点数が39、そのうち10%を占める4失点が東京なわけで、選手たちは「前半戦でもっとも強いと感じた」と
警戒を強めていました。まずは守備、甲府の選手たちのキーワードだったに違いありません。
 
東京は引いてくる相手を崩すことがミッションでした。しかしそれが分かっていながら、こじ開ける前に休んで
しまいました。甲府の攻撃に脅威は感じませんでしたが、奪ってからもうひとつキレがありませんでした。
ボランチで奪って、サイドから崩したり、中央でごちゃごちゃつないでシュートまでいく、いつもの光景が見られ
ません。DFラインも秀人が引いて3バックになったり、変に色気を出して余裕を見せているようで嫌でした。
 
そうしてついに先に失点を喫してしまいました。前半28分、コーナーキックをクリアしたボールを再びつながれ、
クロスを中央低い位置ですらして流されたファーサイド、フリーで平本。オフサイドではなかったのでしょう。
シュートを蹴りこまれてまさかの失点です。甲府に、ビハインド…あり得ない状況に、サポーターも声を大きく
しました。久々にサマーライオンの長尺、昼間1時キックオフ、天気は快晴山並みなお青し、眠気を誘うような
雰囲気を何とかぶっ壊して、がむしゃらにまずは同点!そんな思いでした。ラッパを鳴らして選手たちの目を
冷まさせようと必死です。ボールが動き出し、GKを襲うシュートも出てきますがまずは前半はここで終了です。
 
【勝負の後半、早めの交代策が甲府の守備を貫いたが、及ばず】
後半、声の大きさをましたゴール裏に応えようと、東京が攻勢に出ます。明らかに前半の冒頭とは違う
トーンでした。ルーカス、東、アーリア…東京の自慢の攻撃陣が躍動を始めます。その中で一人前を向けない
渡邉千真。62分に平山と交代になってしまいました。ゴールを奪えないことで自信も失っているのでしょうか。
得点王に立っていた時とは明らかにプレーが違います。ワンツーで戻してしまったり、わずかなコースでも
シュートがうまいのに、なかなか打ちきりません。大事にいきすぎているのかな、などと心配になります。
早くゴールが生まれて欲しいです。ともあれ、今もっともゴールの匂いがする平山相太の登場でありました。
 
すかさず、甲府のも動きました。前線でゴールを決めた平本に代えて、土屋征夫です。完璧に
東京の交代に対応した交代と言えます。東京が押し込む展開は続き、ゴール前でフリーキックのチャンスも
ありました。つい前節味スタでの太田宏介が想起されましたが、この日は東が蹴るなどして枠を外していました。
わずかな感覚が、アウェーだと合わないのかもしれません。72分、ルーカスを下げてネマをイン。この交代に
ルーカスが珍しく感情的になり、ピッチ脇のボトルを蹴るなど怒りの表情を見せました。ルーカスは対甲府戦
5戦連発とのことで、本人も試合前のインタビューで語っていたように期するものがあったし、試合展開も
「あともう少し」というところだっただけに、珍しく感情が表れてしまったのでしょう。
 
代わったネマもシュートをシンプルに打たなくなってしまいましたね。日本平でショートコーナーを思い切って
ゴールにブチ込んでいた頃とはちょっと違います。ネマを入れるというのは東京にとって超攻撃的なサインだと
思うのですが、タテへの推進力はなかなか生まれませんでした。もちろんこれには甲府が引いたのもあります。
城福さんは露骨に東京の交代に交代で応えてきました。73分、FW河本に代えて百戦錬磨の伊藤輝悦。
エグい、マジでエグいぞ城福浩。
 
そんな東京の執念を結実させたのは、徳永でした。80分、右足一閃。反対側のネットにブチ込んで同点です。
パスはつながっていませんでしたが、昨年の万博で見せたような思い切りのいい徳永のキャノンシュートが
炸裂し、何とか追いついたところで試合終了となりました…。
 
【最初から勝ちにいかなければ、自分たちの試合にはならない】
この試合の一番の反省点は「試合の入り方」がまずかったこと、これに尽きます。甲府をなナメていたとは
思いませんが、かなり緩慢な入り方をしてしまったと思います。結果、地力が出て追いつくことはできましたが、
失った勝ち点2を授業料として、残りのリーグ4試合と天皇杯を戦っていって欲しいです。まずは先制点まで、
その後は守って我慢、2点目まで…我慢!この我慢はリードするからこそ意味が生まれるというものです。
自分たちの試合にするためには、自分たちからいくこと。相手が強かろうと、下位だろうと。甲斐だろうと…。
ということで、ここから巻き直して4連勝でお願いします。
 
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2013年10月27日(日)13時キックオフ @甲府・小瀬スポーツ公園陸上競技場
 2 - 0  得点:
スタメン:権田、徳永・森重・加賀・太田、高橋秀人・米本・アーリア・東・ルーカス、渡邉千真。
交代は渡邉千真→平山、ルーカス→ネマニャ・ヴチチェビッチ、東→河野。
 
に一本決めさせたかった!!
折れるな、!残り4試合、期待し続けます!!