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内容よりも、結果が重視される、負けたら終わりのトーナメント一発勝負。天皇杯が始まりました。
東京にとっては純粋に「勝ち」を求めることがリーグにもいい影響を及ぼす…と確信していました。
まして、昨年まさかのジャイアントキルド(受動態!)をかまされ煮え湯を飲まされた、横河武蔵野。
絶対に負けられないことは明白、となれば試合の結果は見えたもの。あとは何点獲って勝つか…と、
高をくくっていたものでしたが、試合はフタを開けてみればきわどい延長戦での1点勝利でした。
だからサッカーは恐いです。天皇杯の魔物に食われそうだったのは、救ったのはでした。
 
【前半のチャンスをことごとく外し…PKすら外して機を逸す】
前週、広島をアウェーで降して多少なりとも調子が上向いてきた東京、森重が代表招集で抜けたポジション
を埋めるのは丸山。それに高橋秀人、チャン・ヒョンスの3バックです。丸山は昨年からたびたびチャンスを
与えられますが、なかなか結果を出せません。日本平、カシマ…いろいろと思い出がよみがえります。
 
試合は徐々に東京ペース。さすがに相手はJFL、こっちはディヴィジョンが2つも上なのですから、
個の局面でもチーム戦術でも、勝っているのは当然です。ただ最後のところ、シュートが入りませんでした。
横河武蔵野が、自陣ゴール前にカギをかけるカテナチオ。必死でゴールを割らせぬ総力戦の様相です。
決定的なシュートをリズムよく相手GKに止めさせてしまうと、横河も「いける!」という雰囲気になったので
しょう。押し込む東京に対してさらに守備を固めてきます。GKはノリノリ…だったのが!アーリアを引っ掛けて
東京にPKを与えてしまいました。ところが…これを渡邉千真が失敗。結局守りきられて、スコアレスで
ハーフタイムを迎えてしまいます。あれだけ押してゴールを奪えず…スタジアムの雰囲気が怪しくなります。
 
【崖っぷち東京、ゴールを奪えず108分…延長でついに決す!】
異様な雰囲気の中で試合は進みました。ゴール裏も、この日はマジ応援しない、という暗黙の了解のもと
バラけていたサポーターたちでしたが、前半のチャンスを逃すと「サマーライオン」をエンドレス!後半なお
点が奪えないと、リーグでおなじみのチャントにさらに「サマーライオン」!ピッチに気持ちを送りました。
ベンチも交代策で打って出ます。ワントップ、PK失敗の渡邉に代えて。疲れの見えた東に代えて
相手陣内に侵入し、シュートの雨を降らせますが、枠に飛んでもラインを割りません!驚異の粘りでした。
試合はいつしか、押されてもゴールを割らない横河武蔵野のペースだったと言って差し支えありません。
東京は、攻め続けながらも「がけっぷち」に立たされてしまったのでした。すぐ背後にジャイアントキリングを
待つ、天皇杯というお化けが口を開けているかのようでした。
 
延長に入っても流れは変わらず。さらに悪いことに、92分に丸山が相手を倒して一発退場。守備を組み替え
事なきを得ますが、さらに試合の決め手を欠く格好になってしまいました。万が一PK戦に突入すれば、格下
が優位なのはサッカーの常識です。なんとか1点を…!ベンチは最後の切り札として、疲れの見えたルーカス
に代えて、石川を投入しました。10人になっても優位の東京、迎えた延長前半ロスタイム、試合は108分を
経過していました。ついに、東京の攻撃が実り、この試合唯一のゴールを奪います。スローインをしぶとく
つないでサイドから太田がセンタリング、ファーで大きく跳んだ平山が、ゴール上方めいっぱいにヘッドで
ブチ込みました!!ついに、やった!!ジャイアントキリングの魔物を、押さえつけることに成功したのです!
最後の15分、カウンターに徹する東京。何とか逃げ切り勝ちました!!苦しんで得た、大きな一勝でした。
 
【負けるべくして、踏みとどまった東京。最後の元旦国立へ、いこう!】
試合展開は天皇杯の歴史に従えば、横河武蔵野が東京を降す、ジャイアントキリングの典型のような展開
でした。そこで勝ち切って、上に上がれたことは大きいと思います。リーグに向けても、「勝ち」にこだわる
試合で、ここまで苦しんで乗り切れたというのは、何倍も価値があると思います。思いがけず、すごい試合に
立ち会ってしまった…サポーターも、憔悴しきって戦い抜いた印象的な一戦となりました。
 
奇しくもこの翌日早朝、アルゼンチン・ブエノスアイレスのIOC総会で、東京が2020年のオリンピック開催都市に
選ばれました!国立競技場は当初の既定路線どおり、1300億円をかけて新オリンピックスタジアムに生まれ
変わることとなります。来年は天皇杯も変則開催、そうなると、伝統の元旦国立は今年が最後になるのです。
その年に、「東京」を冠するFC東京が、優勝しないでいいのでしょうか!?よくないです!今年こそ、俺たちの
コクリツのために、東京が優勝するべきなのです!!元旦国立を合言葉に、天皇杯、獲りましょう!!
 
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2013年9月7日(土)16時キックオフ @味の素スタジアム
 1 - 0  得点:
スタメン:塩田、丸山・チャン・高橋秀人、徳永・太田・米本・アーリア・東・ルーカス、渡邉千真。
交代は渡邉千真→平山、東→三田、ルーカス→石川。
 
目指せ!元旦国立!!俺たちのコクリツのために!!