ワールドカップのプレ大会、コンフェデレーションズカップが、2014年開催国のブラジルで開幕しました。
開幕戦、開催国ブラジルの初戦に選ばれたのが、我らがニッポンです。日本時間の今朝未明、試合が
行われました。結果、0-3で日本がブラジルに完敗。負けは仕方ないですが、この試合が来年の本番に
向けた強化の、ひとつの試金石となります。さて、その試合は…。
日本はトップに岡崎、ウィングに清武を起用し、いつもとは少し違う布陣を敷いてきました。岡崎がトップと
いうことは、相手のセンターバックに対して本田のような強さではなく、動き回ってかき回すイメージです。
アトランタ五輪でマイアミの奇跡を起こしたのと同じ、つまり伝統的にブラジルの弱点となっている、GKと
センターバックの間で起こるミスを狙いつつ、最終ラインへの最前線からのプレッシャーをより強めるという
意図と見ました。ブラジルをリスペクトしつつ、ミスを待つには適切な作戦のように思われました。
スタジアムはブラジリア、観客のほとんどが、もちろんブラジル人で、セレソンのサポーター。日本にとって
は、思いがけず「どアウェー」での戦いとなっていました。黄色いシャツを着て、セレソンには拍手、日本には
ブーイング。スタジアムからチームへのプレッシャーも、想像以上。TV越しにも十分感じられました。
そんな試合は立ち上がり3分、いきなり動きました。ブラジルがサイドからトップのフレッジに当てて、胸で
落としたボールを、前を向いていたネイマールが右足一閃、ボレーでゴールへ突き刺しました。川島の
ジャンプも及びませんでした。まさかの失点…早すぎます。世界のどのチームでも、ブラジルに3分で先制
されたとあっては、動揺するに違いありません。
ところが日本は、その後も気持ちを切らせることなく、水際でブラジルの攻撃をしのぎながら、試合を壊さずに
展開していったのでした。もちろん、内容は優位なものではなく、完全にブラジルにペースを握られては
いました。そんな中でも、本田が個人の強さを活かし、遠藤はパスを散らし、内田は守備で奮闘し…と、
個人個人のプレーで、時折見るべきものはあったのです。
それにしても、ブラジルが強かったのでした…。(つづく)