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セレッソのホーム、キンチョウスタジアムへ。観客席とピッチが近くて臨場感満点。
セレッソはここでは勝率がいいようです。特に柿谷は相性がいいとか。中位以下に沈む両チーム、
結果は互いに及ばずの、ドローでした。
 
【守備も攻撃も中途半端。】
東京は先週、先々週とアウェー2試合で8失点、守備のテコ入れが必至でした。ところがセンターバック
森重が出場停止。権田と高橋秀人が代表からカムバックしたものの、最終ラインの組み立てがキモでした。
センターを秀人と徳永で固め、右に椋原、左に中村北斗を配しました。のファイトあるプレーは、
今の東京にとってはキーになっていました。秀人も冷静な守備で対応し、セレッソのチャンスをことごとく
オフサイドで消していきます。
 
セレッソは攻撃に転じると、ワイドにサイドを使って、ボランチからロングパスでサイドに展開したり、
トップには初スタメンという杉本健勇。ヴェルディへのレンタルを切り上げて復帰した、ロンドン五輪前代表の
隠し球として名を挙げたヤングガンズが裏を狙ってきましたが、ラインコントロールと最後を割らせない
守備はひとまず失点を許しませんでした。
 
転じて攻撃ですが、アーリア、米本のボランチは血気盛んに前にボールを出すものの後が続きません
でした。はボールを受けるのですが、あと一人が抜けません。切り返しも読まれてしまい、リズムが
単調なのか何度も相手のディフェンスに引っ掛かってしまっていました。頼みのルーカスには、旧知の仲
である茂庭がマークについて厳しい守備をしてきました。中盤は他に梶山・草民というファンタジスタ・コンビ
でしたがセレッソの中盤にいる2人のブラジル人、ヘベルチとシンプリシオが一枚上でした。ヘベルチは
特に、よく動いて好守に目立っていました。前半、両チームはチャンスを作れどゴールなし。
拮抗?低調?そんな風にも見えるスコアレスで終えてしまいます。
 
【停滞を打開した個の力、両チーム1点ずつ獲って引き分ける。】
後半立ち上がり、東京が得意とする時間帯で、先制したのはセレッソでした。最初のシュートは東京
でしたがセレッソのリスタートからの攻撃で、左サイドに大きく構えていた丸橋にボールが渡ると、
カットイン。ペナルティエリアに入るか入らないかくらいの位置でしたが、対面する石川が空けていた、
自身の利き足ではない右足のシュートコースを見て、足先で勢いのあるシュート!!跳ねるような弾道と
勢いで、ボールがネットに突き刺さりました。権田、ニアを思い切り抜かれていますが、仕方ないような、
打った丸橋を褒めるべきゴールでした。キンチョウ、独特のゴールセレブレーションでピッチ・スタンドが
一体となって盛りあがりました。
 
セレッソのゴールは50分、まだ時間がありました。しかしゴール直後、試合がまだ動く気配を見せていた
この時間が危なかったです。ゴールの直後、セレッソの中央でのパス交換から柿谷が抜け出し、目の前
には権田だけ、というビッグチャンス!コースを観て転がしたボールはしかし、ゴールの枠を外れてポストの
すぐ横を転がったいってしまいました。柿谷も頭を抱えるビッグチャンス。これを決めていれば、セレッソは
勝っていました。
 
時間があったから良くなかったのか、試合展開はそれほど変わりませんでした。両チーム攻めきれず、
ゴールが生まれません。東京は停滞した試合展開を打開するべく交代策。ポポビッチ監督の早めの
交代策も、最近お決まりになっています。最初の交代は草民に代えてチャン・ヒョンス。まさかのDF投入
でしたが、3-5-2にして中盤サイドを厚くした格好になりました。さらに63分ネマニャ・ヴチチェビッチを投入。
ここ2試合、失点が多い試合では、位置取りが低く気になっていたでしたが、この日はパスがうまく
つながり、ゴールを生みました。
 
ディフェンスで奪ったボールをピッチ中央でネマがつなぎ前線へ。前に仕掛けたアーリアが、ゴールライン
ぎりぎりから戻すと、そこに。味方と交錯しかけながら打ったシュートは、コースを突いていたようで
キーパーの手を逃れゴールイン。勢いはなかったのですが、テンポの良いパスワークから確実に枠に
蹴ったネマの仕掛けが完璧に決まりました。東京、これしかない!というチャンスを見事にモノにしました。
ネマの攻撃性が光りました。その後、両チームカウンターの応酬となりましたが、スコアは動かず。
1-1でゲームを終えました。
 
【何をしても歯切れが悪い。ネマ頼みでなんとか復調を!】
結局この日も、ネマの個人能力=攻撃能力に頼るぎりぎりのドローで、思い切りの良さは感じられず、
モヤモヤするドローでした。攻撃も守備も中途半端…石川は、悪い意味で目立っていました。ちょっと
どうかな…と思わせる出来です。鹿島戦も、エジミウソンの方がサイドからいいボールを入れていましたし…。
中央にカットインして、ドリブルのリズムも単調で読み切られてしまいます。シュート狙いでステップを
踏めば変わるのでしょうか?そうであるならば、やはりナオには独善だとしても、シュートを打って終わって
欲しいですね。ケガは禁物ですが…。
 
チームに浮上の兆しは見えてきませんでした。最終ラインで回す様子も、なんとなくダラダラして…。
電光石火のカウンター、意地のクロス、強行突破!!そんなプレーはなく、気持ちがいまひとつ見い出せない
内容に、正直ため息ばかりです。大阪まで来て、そりゃないよ…と。もっともルーカスに対しても茂庭が
良い対応をしていましたし、セレッソの外国人の出来は良かったですから、ドロー上々、ということでも
いいのかもしれません。
 
それでも、残り試合は5つ。もうやるしかない、気持ちの問題ではないですか?勝てないというのは…
寂しいです。いまは東京も外国人の個人能力に頼るしかないような感じですが、それでもいいので勝って
自信をつけて、リーグの最終局面に向かっていって欲しいです。特に最終2試合、ガンバと、仙台。
この2試合ばかりは、勝って意地を見せて欲しいです。
そのために、札幌、名古屋、神戸は結果は問いません。
 
もう一度自分たちの形を作って、今季の集大成と、来季へ向けてベースとなる戦い方を見せて欲しいです。
お願いします。
 
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2012年10月20日(土)18時キックオフ @長居・キンチョウスタジアム
 1 - 1  得点:・ヴ
スタメン:権田、椋原・高橋秀人・徳永・中村北斗、アーリア・米本・梶山・石川・田邉草民、ルーカス。
交代は草民→チャン・ヒョンス、梶山→ネマニャ・ヴチチェビッチ、米本→エジミウソン。