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博多山笠と重なって、遠征は難しいかも!?と言われていた鳥栖アウェー。
しかし遠征者たちに立ちはだかった壁は、お祭りではなく未曾有の大雨、水害。10日からの九州地方の大雨は
各地で死者を出すほどの猛威。それでも、困難な時ほど、結束して連帯感を大切にしなければならない、と。
それは東京と東京サポーターだけではなく、鳥栖、鳥栖サポーターに対する友情でもあるのでした。
 
【立ち上がりのピンチにヒヤリ…一進一退の攻防続く】
試合ですが5月の味スタでのゲームをほうふつさせる、鳥栖の前線のうまさにいきなり翻弄されてしまいます。
東京にとってはイヤ~な選手、がロングボールをうまくトラップしてクロス。中央あわされたドンピシャ
ヘッドを徳永が体でコースを切って防ぎました。あ、あぶね~…。
 
さらに。中盤の底で米本が安易なパスをやすやすとカットされ、そのまま前線へ。戻った米本が自分で追いつき
スライディングでシュートを防ぎましたが、これも危ない場面でした。米本は守備ではそういった粘り強さを見せ
ますが、ビルドアップという意味ではミスが多く、しかも危機に直結してしまうことから正直恐いです。もっとも、
これは高橋秀人も同じで、やはり自陣中盤深くでパスカットされると、それはそのまま大ピンチにつながります。
 
序盤をしのぐと、東京も立ち直り、鳥栖のプレッシャーもうまくかわしながら広くピッチを使ってパスを回し、
チャンスをうかがいます。鳥栖も深追いしないそぶりも見せ、東京へのリスペクトを感じさせる試合運び。
奪えば速攻も狙い通りで、東京から仕掛けていってボールを失い、逆襲を受ける場面はたしかにありました。
 
【どちらに転んでもおかしくなかったが…試合を獲ったのは、鳥栖!】
前半も終わり頃になると、東京が攻め続け、シュートも打つようになり、ゴール裏の応援も絶え間なく続き
ゴールへの雰囲気が高まりました。ここで点を獲れなかったのが痛かったです。0-0で前半を終えます。
後半、こちらに向かって攻めてくる東京。味スタと同じです。勝てそうな雰囲気はすぐそこにありました。
審判の判定は微妙な部分もありましたが、こっちもフリーキックをもらったり、互角以上にやれていました。
フリーキックは北斗が一本外し、森重がポスト直撃のシュート。あとほんの少しが、届きませんでした。
 
ポポビッチ監督もカードを切ります。鳥栖に駆け付けたすべてのサポーターが期待していた、の投入。
66分でした。ナオには、試合前のアップのときからチャントが謳われ、ナオ自身、それに応えて手を振って、
自らを鼓舞していました。とは言え、ナオを徹底的に活かす戦術をとらないのが東京ですが(笑)。ナオも
バランスを取るプレーができてしまうだけに、ビハインドでないとなかなか思ったような勢いが出ないという
のが、少し残念です。この日もそうで、結局ナオが単騎抜け出してドリブルでグイグイ、というシーンは
見られませんでした。
 
それでも東京に攻撃のカードは残っていました。ホームの鳥栖戦で0-2ビハインドからハットトリックで試合を
ひっくり返した渡邉千真に、いまもっともジョーカー役に適している河野。この二人を一刻も早くピッチに
送りこんで欲しい…!期待が高まりましたが、2人目の交代は昨年のアウェー湘南戦、セザーへのアシスト
のときのように、二人のDFに挟まれ、一度は転がされながらも強靭な下半身の力でグイと立ち上がり、
逆に間を抜き返してゴール前に抜け出して見せた、中村北斗がアウトとなり、椋原がイン。これは…!!
 
一緒にいた人も、「これはもう引き分けでいい、負けるなというサインだろう」という采配に見えました。
試合は続き、ゴールは生まれないまま、FW渡邉の投入もなされないまま残り5分をきってしまいます。
87分、東京陣内で鳥栖がフリーキックを得ると、これをゴール前に放り込んだところに、鳥栖のブラジル人
のマークをはがしながら意地のヘディング。ボールは緩やかな弧を描きファーサードへ。
権田及ばず、鳥栖がこの試合唯一となった決勝ゴールを上げてしまいます。そのまま試合終了。渡邉が
投入されたのは、トジンのゴールの後。あまりに時間がなさすぎました。どちらが勝ってもおかしくなかった
試合は、もう少しの押しがたりなかった東京が、ホームの鳥栖に押し切られたように見えました。
 
【攻め手がない…アガらない…】
采配にも思い切りを欠いたように見えましたが、どうもアウェーの東京は味スタで見るよりも自信がなさそうに
感じます。ホームで仲間が揃わないと、チームの雰囲気が出てこないのですかね…。ゲームキャプテンの
不在をまたもや感じさせます。なんかがいると、少しは違うのかな…と思いますが。ここまで良い調子で
きていた高橋、アーリアにとっても越えなければならない壁。チームを引っ張るために、もう一段上の安定感
を見せて欲しいな、と思います。米本なんかまだまだ不安ですからね。守備はさておき。
 
前線も攻め手がありません。ナオを途中からいれてもイーブンスコアならば効果半減。ルーカスが封じられ
中盤も思い切りを欠くとなると、谷澤のイリュージョンもひたすら不発で攻め手ナシ、です。梶山がいれば
ダイレクトプレーではたいたり、苦しいところの一点に期待も出来ますが、現状では田邉の強気の縦パスと
ファンタジーに可能性を見出すのみ。苦しいです。化学反応を起こすべく、クラブは新たな選手を獲得しました
が、エジミウソンも未知数です。もっと気持ちが上を向いて、アウェーでもノリノリのサッカーができないと、
遠征もしんどいぜ!!頼むぞ、東京!!
 
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2012年7月14日(土)19時 キックオフ @ベストアメニティスタジアム
 0 - 1 
スタメン:権田、徳永・森重・加賀・中村北斗、高橋秀人・米本・アーリア・谷澤・田邉、ルーカス。
交代は谷澤→石川、中村北斗→椋原、米本→渡邉千真、。
 
P.S ついにシーズン8敗目…ちょっと多いけど…まだ、諦めません!首位との勝ち点差、8!