
FC東京のアジアでの最初の冒険が幕を閉じた。
思えば元旦から今日まで、夢を見させてくれたのは選手からのプレゼント。去年J2で頑張った自分たちへの
ごほうびのようなものだった。初めて出る世界、アジア。レイソルがサントスと戦って世界4位になった昨年末の
CWCの姿とダブらせて、よもや世界一!?との“夢”を見ていた。そんな世界と対峙する時がきたのだった。
東京には、すでに日本代表の応援などで世界との戦いにおいて経験豊富なサポーターが多くいた。
自分のクラブでアジアというのは格別だと思うが、ことサポーターの経験値がこれほど心強かったことはない。
ブリスベンにも北京にも、蔚山、広州にも、青赤サポーターは駆けつけ、選手たちを鼓舞し続けた。
それを心から誇りに思う。僕は海外遠征はいけなかった。平日夜、会社勤めしていたらやはり現実的には
難しかった。せめてチームに貢献したい、その思いがJリーグでの遠方アウェーに足を運ばせた。
リーグは続くし、できる限り頑張っていこうと思う。平日の韓国、中国、オーストラリアよりなんぼもマシだ。
その冒険も広州恒大の前に、ノックアウトラウンド・ラウンド16で惜しくも潰えた。0-1の敗戦。
多くのチャンスを作りながらシュートが枠に飛ばず、逆に一瞬のスキを突かれた相手の抜け出し、クロスから
なんてことはない外国人に、オフサイド気味のゴールを決められてしまった。とにかく、シュートがいいところに
飛ばなかった。後半は河野が出てきて、相手ゴール前に危険な匂いを漂わせることに成功したが、それでも
最後の一歩が届かなかった。
絶対アウェー(それでも広州サポーターはフレンドリーだったようだが)、その状況下での審判のホーム寄りの
ジャッジ、時間稼ぎに激しいコンタクト…それら全てを乗り越えて、自分たちのサッカーを貫かないと勝てない。
それを続けないと、アジアは制覇できない。そういうことが、実感としてわかった。
ACLと世界と、自分たちの現在地点との距離。チームとして、クラブとしての。それらが全てわかった。
クラブは一段上にいっただろう。鹿島や名古屋やガンバは既に経験していたことだけど。それでもガンバは
あんな風だけど…。それらを全て糧にして(文字通り、)進んでいけたら東京はまたビッグクラブに近づける。
首都の看板を背負って、アジアで戦ったTOKYO…これからもっといけるだろう。ACLの経験値を蓄えて。
来年もすぐにまたあの舞台で戦えるために、国内リーグは常勝でいきたい、そういう欲がリアルに出てきた。
さらりと口に出来ちゃうほどだ。世界のトーキョー、その言葉も違って聴こえる。
VAMOS TOKYO!!
VAMOS 東京サポーター!!