高橋秀人。たかはしひでと、と読む。
一見ありふれた、名前のこの選手が、サッカー日本代表に招集された。それどころか、テストマッチの
アゼルバイジャン戦で後半から出場し中盤でプレーすると、そのままワールドカップアジア最終予選の
メンバーに選ばれた。その有様、まさにシンデレラ・ボーイ。
東京ファンにとって高橋は、昨年のJ2から今年のJ1、へ、そして天皇杯を制覇しアジアへ乗り出した
大熊~ポポ・トーキョーの象徴的な選手なのである。この2年間で、高橋はグングン伸び続けている。
気持ちも、プレーも大きくなっていく。見ていてわかる。ついに代表に食い込むまでか、と驚いた。
2008年入団、最初の3年間で出場はたった3試合。それが、昨年の開幕直後、ボランチとして一挙に
名を挙げたU-23世代の米本が負傷すると、穴を埋めるべく起用された。
最初は自信のなさそうなプレーで、サポーターをイライラさせたが、そのうち、高橋のその日のプレーの
良し悪しで、試合の良し悪しが決まるようになっていく。東京が復調するのと同時に、高橋も自信を身につけ、
どんどんプレーが磨かれていった。アウェーでゴールを続けて決めたり、森重とのアベックゴールに、
誕生日前のクライフ・ターンか、マルセイユ・ルーレットか、という絶妙ターンからのゴール!!すごかった。
中盤では大きな体(というかプレーが大きいんですが)で圧倒し、余裕がありすぎるくらいのプレーで、
時には判断が遅すぎて横パスかっさらわれたりボール奪われたり、そんなこともあるけれど、もっともっと
うまくなっていくんじゃないか、最初はあんなにヘタだったのに、と文章だけ見ればアマラオのような、
そんな愛すべき選手なのである。
しかも見目麗しく東京学芸大卒という高学歴、母親思いの一面も見せ女性ファン卒倒のカンペキな仕様。
何をかいわんや、である。個人チャントも早々にでき、YAH!YAH!YAH!で声の伸びも歌いやすい。
Twitterのつぶやきはナオよりポエミックとは言わないが、内向きの思慮深さが見えてなんだかカワイイ。
落ち着いたプレーと風貌、プライベートの姿からサポーターには“先生”と呼ばわりれてしまうほどだ。
アーリアたち新加入の選手たちにも、親切に接しているようだし…いやほんと、モテないわけが、ない!!
ヒデト!!頑張れ!!