
僕が東京の試合を見に行くようになった年、J1昇格初年度のシーズン終盤、もしかしたら終了後だったかも
しれない。渋谷のワールドスポーツプラザイースト(今は閉店)に、FC東京コーナーがあって、そこで
売っていたのが、サポーターが作ったアンオフィシャル・レプリカ(ですらないけど)ユニフォーム。
当時のバルセロナのクラブ創設100周年を記念して作られたユニフォームのパロディで、FC東京創設
“1周年”を記念するというシャレが利いている。
クラブのアイドルはアマラオだったけど、他人と同じユニフォームを着るのがイヤで、このユニフォームを
選んだ。ユニフォームはバルサのパクリなのでアズル・グラナという暗みがかった色ではあるけれども、
本当に純粋なアオ・アカだったからというのと、何より東京の象徴であった“サポーター”に惚れた
心情にピタリときたからだった。普段レプリカとか1万円以上の買い物はビビってしないので(笑)、この
シャツもけっこう悩んで、店に足を運ぶこと3回目くらいで最後の最後に余っていたのを買った気がする。
サイズはフリーで僕には少し大きい。なので、買ったはいいがなかなか着る機会はなかった。
昨年バルセロナファンの集まりに着て行って、好評だったので今年は引っ張り出して、近くに置いている。
ここ数年、ここ一番!という試合には着ていったことが何度かある。勝負をかけるようなきわどい相手、
シチュエーションを選んで着ているということもあるのだろうが…実は、
このユニフォームを着ていくと、必ず負ける。
引き分けすらない。負ける。今季もすでに2回、味スタでこれを着た。というのは雨で、着ている服が濡れて
しまうので、防水の意味で服の上から大き目のこのシャツを着て、私服が濡れるのを防ぐのだ。
広島戦、そして先週の鹿島戦。どちらも着ていて、やっぱり東京は負けた。名古屋戦は着ていない。
鹿島戦では、後半に追い付いてようやくこのユニフォームの呪いともサヨナラだ、と思ったところで最後の
ロスタイムに勝ち越し弾!いやあ恐ろしい!観戦仲間にも、「何してくれてんすか!」というわけだった。
明日も雨らしい…。今日、ACLのユニフォームは届かなかったし…。持っていくだけ持っていこうかな。
持っていく分には、実は大丈夫なのだ。着て応援すると、呪いが発動する。…やめとくか。