


さっそく、セリエA観戦記をば。
FC東京が負けたので今日はこの話題で(笑)。
…と言っても、この試合あまり見られていないです。ローマから離れて遠方を観光していて、ローマに
戻ったのがすでにキックオフの15分後。タクシーをかっ飛ばしてスタディオ・オリンピコに到着し、
何とかスタンドに入った時にはすでに後半が始まっていました。イタリアまで来て、この体たらく…。
仕方ないです、今回はサッカーメインの旅ではないので…(笑)。
ローマは今季、バルセロナ・スタイルを導入し攻撃的サッカーで鳴らしています。監督のルイス・エンリケが
象徴的存在で、トッティとデ・ロッシは円熟味を増してチームに君臨しつつ、周囲を国籍・年齢ともにバランス
のとれた多彩な陣容。今季はさらにバルセロナのボージャンを中心に、サイドバックにスペインのU-21代表
ホセ・アンヘル、アルゼンチン代表20歳のラメラなど、有望な若手のタレントを加えてなかなか面白いのです。
スタートはイマイチながら、その後チームは徐々に評価をあげていました。ところが、トッティが負傷して
欠場したダービーを落とし12位。この試合は“負けられない”ホームゲームだったと言えます。
前半にラメラがペナルティ・エリアの外、サイドから綺麗なシュートを逆サイドのネットに滑り込ませ、
ローマは常にリードして試合を進めることに。後半に限って言えば、ローマの流れるような攻撃が何度も
チャンスを作り、面白かったです。問題はそれだけチャンスを作りながら、ことごとくシュートを外して
しまったこと。1ゴールだけというのは、少々妥当性に欠ける気がしました。ファンも勝って一安心、でも
なんだかモヤモヤ~…というのが正直なところだったのではないでしょうか。
トッティは負傷、ボージャンもベンチ、パレルモもミッコリくらいしか知っている選手がいない中、ミッコリは
ベンチ。空席も目立ち、オリンピックのために作られたスタジアムゆえ、陸上トラックで囲われたピッチの
風景に、サッカー国とは思えぬ寒々しさを感じてしまい、後半が終わる前に、ファンの波に巻き込まれぬ
うちに退散しました。80分過ぎから、ミッコリもボージャンも、出場したようではありましたが。
スタジアムの雰囲気は、Jリーグと大差なかったです。むしろファミリーが多く、ガチのサッカーファンが少ない
Jリーグの方がなんとなく明るくにぎやか。ローマのファン、ロマニスタたちは、メインスタンドをビッシリと
埋め尽くしながら、じっと座って険しい顔で観戦。時折誰かがヤジ。叱咤激励。そんな硬派な感じでした。
ともあれ、これならばJリーグの方が面白い試合もあるね、と思わせる内容でした。
トッティ、見たかったです…。