昨年マリノスを退団、JFL松本山雅FC(長野県・松本市)に新天地を求め活躍していた、
松田直樹・34歳が戦っている。練習中に倒れて、急性心筋梗塞で意識不明、一時は心肺停止だったそうだ。
ランニングを終えて「だりぃーーー」と言って、そのまま倒れて今なお意識が戻らないという。
 
オシムが倒れた時もそうだった。あらゆる人が祈りを捧げ、キャプテンの涙に追随した。サッカーファミリー、
というような意識はこの時顕在化したように思う。ワールドカップでひとつになるニッポンよりも、もっと濃い
何か。自分のクラブを愛する時、スタジアムの反対側に、色は違えど同じタマシイをもった相手を見ている。
心のどこかに尊敬する気持ちをもっている。なぜなら、相手がいなければサッカーは出来ない。だから、
相手を思ってこそ、真のサポーターだ。サッカーという言葉でつながったすべての人を、愛して当たり前。
 
震災の時もそうだった。人は一人では出来ることには限りがあって、一人ぼっちでは立ちあがれないと思った
その時、俺たちはサッカーファミリーなんだ、という帰属意識が、サッカーファミリーをつないで勇気を与えた。
誇りを与え、仙台を救え!と、行動に至らしめた。集大成として、長居のカズ・ゴール、仙台のチャントがある。
これは、ものすごいこと。長居の夜は輝いていて、夢のようで、選手たちはその中で、神様の意思に走らされる
天使か妖精のようだった。社会の中の、あらゆるコミュニティでそうだったのかもしれないけれども、
サッカーファンも、本当にすごい。
 
そして今回の松田に対するサッカーファンの反応も、これに等しいものとなっている。
サッカーファンは祈っている。松田直樹という、ファミリーの一員のために。
俺たちは、サッカーファンだから。今日は、そんな日記しか、書けない。